ASIA center | JAPAN FOUNDATION

国際交流基金アジアセンターは国の枠を超えて、
心と心がふれあう文化交流事業を行い、アジアの豊かな未来を創造します。

MENU

マッチフラッグ:「アート」と「サッカー」で日本と東南アジアを繋ぐプロジェクト

【新着情報】

マッチフラッグプロジェクトは、ASIAN ELEVENを応援します!

2019年度は、6月22日(土曜日)に福島のJヴィレッジで開催するU-18東南アジア選抜(ASIAN ELEVEN)vs U-18東北選抜の国際親善試合「JapaFunCup(ジャパファンカップ)」を応援するために、マッチフラッグを制作します。試合当日は、制作したフラッグを使って、観客の皆さんと共にJapaFunCupを盛り上げます!

詳しくは下記参照
マッチフラッグをつくってJapaFunCupを応援しよう!

JapaFunCup特設サイト
ASIAN ELEVEN(アジアン・イレブン)/響きあうアジア2019

マッチフラッグとは?

マッチフラッグとは、試合を行う両国の国旗をモチーフにして作る旗のことです。

二か国の国旗のデザインをもとに作成されるマッチフラッグの説明画像
マッチフラッグとは?

なぜマッチフラッグ?

マッチフラッグは年齢、性別、国籍に関係なく参加できるアートプロジェクトです。2つ以上の国の人々がこの「協働」に参加することで、国籍の異なる人々の間の交流を促します。また、一緒につくったフラッグを持って試合を応援することで、サッカーという一種のメディアを通して「融和」や「一体感」といったメッセージを観客や視聴者に届けることができます。

プロジェクト参加者がマッチフラッグを作成している写真
面白そうだから参加してみる!

これまでの活動

国際交流基金アジアセンターでは、総合プロデューサーの日比野克彦氏(アーティスト)と「アジア代表日本」実行委員会とともに、アジア各国での活動を行っております。

※2015年から2018年にかけての活動実績はページ下部をご覧ください。

「日比野克彦」氏について

「アジア代表日本」について

2018年4月までに、マッチフラッグプロジェクトを通して、約1500人の多様な国籍の人々がこの「協働」に参加し、交わりの時を得ました。
また、下記の国際試合においてはプロジェクトで作成したマッチフラッグを試合会場に持ち込み、対戦相手国の観客と共に試合を応援しました。

2015年、2016年、2018年のフラッグの写真
  • 2015年11月12日 〔画像の(1)参照〕
    FIFAワールドカップロシア・アジア2次予選 シンガポール代表対日本代表
    場所:シンガポール・ナショナルスタジアム
  • 2015年11月17日 〔画像の(2)参照〕
    FIFAワールドカップロシア・アジア2次予選 カンボジア代表対日本代表
    場所:プノンペンナショナルオリンピックスタジアム
  • 2016年9月6日 〔ページトップの画像参照〕
    FIFAワールドカップロシア・アジア最終予選 タイ代表対日本代表
    場所:ラジャマンガラスタジアム
  • 2017年3月28日
    FIFAワールドカップロシア・アジア最終予選 日本代表対タイ代表
    場所:埼玉スタジアム2002
  • 2018年6月 〔画像の(3)参照〕
    FIFAワールドカップロシア 日本代表対セネガル代表
    場所:セントラル・スタジアム (エカテリンブルク)
  • 2018年6月 〔画像の(4)参照〕
    FIFAワールドカップロシア
    日本代表 対 ポーランド代表
    場所:ヴォルゴグラード・アリーナ

マッチフラッグのこれから(アジア代表カンボジアについて)

特にカンボジアにおいて、マッチフラッグは大きな広がりを見せています。
これは、現地美術学校「山田アートスクール」の協力に依るところが大きいです。

山田アートスクール(YAMADA SCHOOL OF ART)

山田隆量氏が代表を務める、プノンペンの美術学校。初心者から上級者まで様々なアーティストがデザイン、画法、彫刻、建築等を学んでいる。日本とカンボジアの芸術を通した国際交流、人材育成に力を入れ、展覧会も多数開催。

山田アートスクール

2017年12月に山田アートスクールの講師であるDina Thun氏とChhun Chamnap氏が日本を訪れ、日本のアートに触れると共に、マッチフラッグを自国カンボジアで自立開催するためのトレーニングを積みました。

マッチフラッグの写真4
マッチフラッグに色を塗るDina氏
マッチフラッグの写真5
ワークショップの準備をするDina氏(手前)とChamnap氏(奥)

(ここで作成したフラッグ(日本対コロンビア、セネガル、ポーランド)を日比野氏がロシアに持ち込みワールドカップロシアにおける日本の白熱した戦いに華を添えました。)

その後、2018年3月に山田アートスクールそしてDina氏、Chamnap氏の協力の元、カンボジアで、カンボジアの原料のみを使って独自に作った塗料を使いマッチフラッグプロジェクトを行いました。このカンボジアでのプロジェクトには500人もの人が集まり、発色の良い自国産の塗料を熱心にフラッグに塗り込んでくれました。

作成したフラッグを掲げたプロジェクト参加者たちの集合写真

このプロジェクトを契機にアジア代表は2018年4月に「アジア代表カンボジア」を設立しました。今後、東南アジアにおいては、カンボジアに主軸を置きつつ、より広くの人々にアートとサッカーを通した「協働」の機会を提供し、メディアとしてのサッカーを通してメッセージを発信していきます。

マッチフラッグ活動実績 2015年から2018年

2015年

8月:太宰府天満宮絵馬堂(日本・福岡)
9月:太宰府天満宮絵馬堂(日本・福岡)
10月:工房まる(日本・福岡)
10月:レベルファイブスタジアム(日本・福岡)
11月:レインフォレスト、ラサールアートカレッジ(シンガポール)
11月:カンボジア日本人材開発センター、イオンモール・プノンペン(カンボジア・プノンペン)

2016年

2月:キャナルシティ博多(日本・福岡)
2月:下通り商店街(日本・熊本)
3月:東京都美術館TURNフェス会場(日本・東京)
3月:太宰府天満宮絵馬堂(日本・福岡)
6月:太宰府天満宮絵馬堂(日本・福岡)
9月:バンコク・アート・アンド・カルチャーセンター、イーサイ村(タイ)

2017年

3月:カンボジア日本人材開発センター、孤児院SFODA(カンボジア・プノンペン)
3月:日本サッカーミュージアム(日本・東京)
12月:東京藝術大学取手キャンパス(日本・茨城)

2018年

3月:カンボジア日本人材開発センター(カンボジア・プノンペン)

2019年度の本事業はbeyond2020の認証事業です。

関連事業

ASIAN ELEVEN 東南アジアとのサッカー交流