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国際交流基金アジアセンターは国の枠を超えて、
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三陸国際芸術祭2017 大船渡

日本

今年で4年目を迎える「三陸国際芸術祭」。震災から6年の歳月を経て、今年は、4月29日に「まちびらき」した岩手県大船渡駅周辺をメイン会場として、三陸とアジアの芸能が未来に向かって集います。特設ステージでの夜神楽やコミュニティダンス、大型商業施設キャッセン大船渡や須崎川の親水空間を彩る現代アート、さらに、三陸の芸能を実際に習うことができる体験型のアクティビティーや映像祭など様々なプログラムが展開されます。

国際交流基金アジアセンターでは、三陸国際芸術祭と連携して「Sanriku-Asian Network Project(サンプロ)」を実施しています。「サンプロ」で招へいしたアジアの郷土芸能団が、三陸国際芸術祭に出演し、ワークショップや学校公演など市民との交流事業を行っています。

イベント詳細

タイトル 三陸国際芸術祭2017 大船渡
開催日時 プレ・イベント 2017年8月5日(土)~10日(木)

メイン・プログラム 2017年8月11日(金・祝)・12日(土)

フォーラム 2017年8月13日(日)

会場 岩手県大船渡市大船渡駅周辺

メイン会場:キャッセン大船渡 コミュニティスペース

岩手県大船渡市大船渡町字野々田10-3

入場料 無料
出演者 チルボン仮面舞踊団(インドネシア)

バジャウ族伝統舞踊団(マレーシア)

黒森神楽(岩手県宮古市)

金澤神楽鶏子舞(岩手県大槌市)ほか

主催 文化庁、NPO法人JCDN、三陸まちづくりアート実行委員会、八戸三陸国際芸術祭実行委員会
共催 みんなのしるしLLC、公益財団法人全日本郷土芸能協会、一般社団法人アーツグラウンド東北、八戸市
助成 損保ジャパン日本興亜「SOMPOアート・ファンド」(企業メセナ協議会2021 Arts Fund)、日本万国博覧会記念基金、公益財団法人福武財団
協力 国際交流基金アジアセンター、トヨタ自動車株式会社、アサヒグループホールディングス株式会社、種差観光協会、白浜女房
お問合せ先 三陸国際芸術祭事務局
Tel: 0192-47-5123
Fax: 0192-47-5125
E-mail: info@sanfes.com
ウェブサイト http://sanfes.com/

本事業はbeyond2020の認証事業です。

出演者

CIREBON MASK DANCE チルボン仮面舞踊 (インドネシア・チルボン)

チルボン仮面舞踊(インドネシア・チルボン)

ジャワ島西部の海岸沿いの街、インドラマユ。西ジャワ州の芸能といえば州都チルボンの仮面舞踊。1990年代末、音楽学者らの偶然の発掘により国際的に知られるようになったのがチルボンマスクダンスの伝説的踊り手、ミミ・ラシナ(Mimi Rasinah)。2010年、ミミ・ラシナは惜しまれつつ亡くなったが、 孫のエルリ・ラシナ(Aerli Rasinah)が後を託され、今に継承している。ミミ・ラシナは、1999年に国際交流基金が主催したインドネシア舞踊公演『旅する舞人』で初来日しており、当時、孫のエルリは中学生だったという。18年の時を経て、ラシナからエルリへ受け継がれた仮面舞踊が日本へ再上陸する。

バジャウ族伝統舞踊(マレーシア)

バジャウ族伝統舞踊(マレーシア)

バジャウ族は、もともとフィリピン、マレーシア、インドネシアにまたがる海域で水上生活をする海洋民で、「海のジプシー」とも呼ばれるが、現在は陸地に定住する人々も多い。 今回はマレーシアのボルネオ島北東部サバ州、センポルナに暮らす9名が来日。 彼らの芸能は、高速でリズムを刻むガムラン音楽と、それとは対照的なゆっくりとした踊りが特徴。腰を落として脚をほとんど上げないその動きは、船上での暮らしに由来すると考えられている。