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国際交流基金アジアセンターは、アジアの人々の間に共感や
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第30回東京国際映画祭「国際交流基金アジアセンター特別賞」は藤元明緒氏に決定!

第30回東京国際映画祭(Tokyo International Film Festival)アジア新鋭監督の登竜門「アジアの未来」部門において、「国際交流基金アジアセンター特別賞」受賞監督が藤元明緒氏(『僕の帰る場所』)に決定し、国際交流基金理事の櫻井友行よりトロフィーが授与されました。

国際交流基金アジアセンター特別賞は、文化の違いを越え、国際的な活躍が期待される新鋭監督に贈られます。今年の審査員は、松本正道氏(シネマテーク・ディレクター)、ニック・ディオカンポ氏(フィリピン大学フィルム・インスティトゥート准教授)の2名。藤元氏には、トロフィーとともに、副賞としてアジア滞在の機会が贈呈されます。

受賞監督:藤元明緒氏について

藤元明緒氏

1988年大阪府生まれ。大学卒業後、ビジュアルアーツ専門学校・大阪で映画制作を学ぶ。2012年、監督自身の経験をもとに、崩壊する家族を描いた短編初監督作品『サイケファミリア』を制作し、ドバイ国際映画祭、なら国際映画祭などで上映される。卒業後、拠点を東京に移し、14年に日本とミャンマーを舞台にした本作を撮影。本作が長編初監督作品となる。

藤元明緒監督 コメント

スタッフと役者の方々、協力していただいたみなさんのおかげで、こんな素敵な場に立たせていただけていると思います。本当にありがとうございます。日本とミャンマーの中で、映画を作ることを超えて、彼らの生き様というのを今回精一杯描けたと思っています。その作品をこうして評価いただけて本当に嬉しいです。

審査委員代表・総評

藤元明緒監督による、日本・ミャンマーの映画『僕の帰る場所』は、紙一重で隣り合う現実と虚構を絶妙なバランスで描くことにより、苦悩と困難、と同時に思いやりと希望にあふれたアジアの生活の一面をあらわにする。アジアの若手映画制作者が国籍という制約を超え、よりよい世界を追い求めるという人間の願望を、他の地域の人々と共有できたという点において、『僕の帰る場所』は国際交流基金アジアセンター特別賞にさらに深い意義と重みをもたらしてくれた。

ニック・ディオカンポ(フィリピン大学フィルム・インスティトゥート准教授)

東京国際映画祭出品作:『僕の帰る場所』 (2017)

僕の帰る場所
僕の帰る場所 (2017)
(C) E.x.N K.K.

祖国を離れ、日本に暮らす4人のミャンマー人一家。ある日、家族のもとに届いた通知が家族の運命を変えていく……。日本とミャンマー、国境を越えて紡ぐ実話をもとにした愛の物語。

監督:藤元明緒
出演:カウンミャットゥ、ケインミャットゥ、アイセ、テッミャッナイン、來河侑希、黒宮ニイナ、津田寛治
製作年:2017年

『僕の帰る場所』公式webサイト・予告編

国際交流基金アジアセンター賞受賞の瞬間(東京国際映画祭公式YouTubeより)