『すれ違いのダイアリーズ』（C）2014 GMM Tai Hub Co., Ltd.

国際交流基金アジアセンターと東京国際映画祭（以下、TIFF）の連携映画交流事業の一環で、2014年に同映画祭内に創設された「CROSSCUT ASIA」（クロスカット・アジア）では、アジアの国、監督、俳優、テーマなどに焦点を当て、アジア映画の特集上映を行い、アジアの現在（いま）を鋭く切り取った珠玉の映画を紹介しています。

2014年の第一回特集「CROSSCUT ASIA#01 魅惑のタイ」にて上映され、好評を集めたタイ映画『すれ違いのダイアリーズ』（TIFF上映題『先生の日記』）が、2016年に劇場公開されることが決定。公開より一足早く、9月21日（月曜日・祝日）、「第8回したまちコメディ映画祭in台東」で特別招待作品として上映されました。

湖に浮かぶ水上学校を舞台に、新米教師の青年が、前任教師の女性が残した日記を読んだことをきっかけに、会ったこともない彼女に恋してしまうというラブストーリー要素たっぷりの感動作。監督は『フェーンチャン ぼくの恋人』（03）のニティワット・タラトーン、主演をタイで絶大な人気を誇るポップスターのスクリット・ウィセートケーオと、実力と美貌を兼ね備えたチャーマーン・ブンヤサックが務める。映画の撮影地であるケーンクラチャン国立公園の雄大な自然や、願い事を書いて空に放つコムローイのシーンなど、タイの魅力が詰まっている一作です。

したまちコメディ映画祭での上映にあわせて、タイからタラトーン監督が来日、舞台挨拶に登壇しました。

『すれ違いのダイアリーズ』
監督：ニティワット・タラトーン
出演：スクリット・ウィセートケーオ、チャーマーン・ブンヤサック
2014年｜タイ｜110分｜配給：ムヴィオラ
（C）2014 GMM Tai Hub Co., Ltd.

2016年、シネスイッチ銀座ほか全国にて公開

第8回したまちコメディ映画祭in台東『すれ違いのダイアリーズ』上映