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現地の方言を使うことで、生徒や先生たちとの距離が縮まった

10月30日、新学期が始まる。私の学校の場合、着任後間もないまま1カ月にわたる夏休みに入ったため、初めての授業となった。まずは、日本語で自己紹介してみる。当然、なんとなく分かる生徒もいれば、全く分かっていない生徒もいる。続いて、つたないタイ語で自己紹介。普通なら「サワディーカー」とあいさつするところを、北部の方言の「サワディーチャーオ」と言ってみると、生徒はキャーキャーと大騒ぎ。北部の方言を少し使うだけで、生徒だけでなく、普段関わりのない先生まで話しかけてくれるようになる。タイ語やタイの文化だけを勉強するのではなく、チェンラーイにいるのだから、やはり北部の方言や北部の文化にも、もっと注目していきたいと思う。

そして、メンライ高校では中学1年の前半に中国語、後半に日本語を学ぶため、今期が彼らにとって初めての日本語。キラキラしたまなざしで真剣に取り組むかわいい彼らに、日本語を好きになり、さらに3年後日本語専攻になってもらうため、日々楽しい授業を心がけたいと思う。

 

写真
授業中の生徒たち
Writer
タイ 北部チェンラーイ県
池谷 佳代さん

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