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私の“日本語パートナーズ”活動が始まりました。

私が着任したSMA Islam Panglima Besar Seodirmanは東ジャカルタにある幼稚園から大学まである私学の普通校。日本語パートナーズの私もジルバブ(スカーフ)、長袖に長いスカートの着用が必要です。

今週、着任して初めての日本語クラブがあり、“手作り風鈴”を作りました!

 

風鈴の写真1

日本語クラブでの活動“手作り風鈴”

 

まずyoutubeで「風鈴」の音を聞いて「どう感じますか?」と質問、生徒からは「リラックス!」と答えが返ってきました。好きな折り紙2枚と鈴3つを選ぶのに目をキラキラさせる生徒達。

装飾に使うため風車を折ったのですが、“やっこさん”からの“袴”の折り返しが難しかったようで、次いで“だまし舟”から“風車”の流れに至っては「ミラクル!」の言葉が出るほど。 カウンターパートの先生に通訳してもらい、約1時間半かって全員無事に完成!

 

風鈴の写真2

 

風鈴の写真3

 

日本語の授業では、10年生(日本の高校1年生)は“平仮名“、11年生は“家族紹介”、12年生は“過去形、しましたか、しました、しませんでした”を勉強しました。 10年生の平仮名の授業では【ゆ】と【わ】の区別が難しいようで、また【ら】のはじめの1画をどの位置でどの長さで書くか、私自身も教室を周りながら何度も説明し、繰り返し書いているうちに、意識し過ぎて【ゆ】と【わ】が不格好になってしまったり、【ら】は書いているうちに違和感を覚えたり、改めて平仮名1つ教えるだけでも難しいと感じました。

 

生徒が書いた日本語の写真

 

イスラム教では毎日1日5回、この学校でも授業の間に2回、9時過ぎと午後の3時前に小学校から高校までの全生徒と職員が校内のモスクに集まり礼拝をします。前方に男性、後方に女性。女子生徒は制服の上に更にMUKENA(ムクナ)という装束を着ます、とてもカラフルで綺麗です。全校生徒でのお祈りは厳かで迫力があり、神聖な気持ちになります。 まだ活動はスタートしたばかり、でも派遣期間は5ケ月弱と短く、どんなことをどんなふうにしたら、もっと日本語や日本に興味を持って楽しんでもらえるか、夜ベットの中で考える毎日。そして簡単な日本語で話しかけて下さる皆さんに、私もインドネシア語で話しかけられるように頑張りたいです。

 

礼拝の写真1

 

礼拝の写真2
Writer
インドネシア ジャカルタ
青木 千秋さん

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