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年に1度のオープンハウス!

私が派遣されているテマセク・ポリテクニックでは進学を検討する中学生やその保護者向けに毎年1月にオープンハウスを行っています。今年は1月7日~9日にかけて開催され、広大な敷地内は大勢の中学生で溢れかえりました。
私の配属先であるCentre for Transcultural Studies(多文化研究センター)では、文化紹介コーナーで日本の伝統的なおもちゃを紹介することになり、けん玉、輪投げ、だるま落としの展示を行いました。展示用のけん玉は大きなものですが、それ以外にデザイン学科の学生達が作成したけん玉を机に並べ、来場者達に手にとって遊んでもらいました。当日ブースで案内を行ってくれたのは現在日本語を履修している学生や日本文化クラブの学生達でボランティアで参加してくれました。
テマセク・ポリテクニックにはビジネス・工学・IT・人文科学・応用科学・デザインの6つの学科があり、卒業までの3年の間に専門的な知識・技術を身につけることが出来ます。学生達が自身の専門分野の知識だけでなくより広い視野を持つことを目指し、卒業までにCross Disciplinary Subjects(複数の異なる分野に関わる科目)を3単位取得する必要があり、全ての学科で他学科の生徒向けに様々な科目が提供されており、日本語もそのうちの1つです。日本語は外国語クラスの中で最も人気があり、今学期は履修者が800人を超えています。
今年は日本とシンガポールの外交関係樹立50周年で、シンガポールでは様々な日本関連のイベントが行われる予定です。

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CTSのブースにて。日本語を担当しているトミー先生(写真右)とボランティアの学生達。

展示の様子の写真1
日本のおもちゃ(輪投げ、だるま落とし、けん玉)の展示

展示の様子の写真2

展示の様子の写真3

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デザイン学科の学生達が製作したけん玉

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工業デザインを専攻する学生が製作した義足
Writer
シンガポール
山口 由夏さん

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