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スラマッパギ、せんせいかなこ~!

いつも元気な先生方が、私にかけてくれる言葉。「おはよう、かなこ先生」という意味です。特に私に目を光らせているエニィ先生は、「朝ごはん食べた?」「さぁ、これ食べて!」「チャンティック!(かわいい…)」などと言って気にかけてくれます。遠い日本から来た私を、娘のように思ってくれているのかもしれません。

インドネシア語の敬称は名前の前に付けるので、エニィ先生なら「イブエニィ」となります。日本語の敬称は後ろに付けると伝えたのですが、少し違和感があるようです。だから私は「先生かなこ」です。「エニィ先生」と呼ぶのはあまりよくないのかなと思い、「イブエニィ先生」とダブル敬称で呼んでみたところ、さすがにこれは笑われました。今では普通に、イブエニィと呼んでいます。

そんなイブエニィ、来月転勤することになりました。なんで!行かないで!私は思わず声を上げてしまったのですが、そういう私も2ヵ月後にはここを去る身だということを思い出しました。確実に、別れの時は近付いています。

海外で過ごしていると、出会いや別れについて考えることが増えました。もし私が今ここにいなければ、イブエニィをはじめ、先生方や生徒たちと出会うこともなかったのだと。そんなことを思って、少し霞んだジャカルタの夜景を見ながら一人しんみりしているのですが、この「時」の無常さは、どこにいても同じことだと気が付きました。日本にいるときも、たくさんの人と出会い別れてきた。もう二度と会うことのない人もいるのかもしれない。そう思うと、この出会いを大切に、今を生きなければと思うのです。

ここで出会ったたくさんの人が、笑顔で接してくれました。笑顔が一番のコミュニケーションツールなのですね。そしてイブエニィとは、インドネシア料理を一緒に作る約束をしています。これをしないと日本には帰れない!なんて忙しいのを承知で言ってみて、笑い合える楽しい時間を過せたらと思います。

1
学校で巻きずしを作りました
2
イブエニィに浴衣を着てもらいました
Writer
インドネシア ジャカルタ
横田 奏子さん

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