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日本の高校生と交流

タイと日本の高校3年生がスカイプを使って交流しました。 
今回の目標の一つは、「日本語で質問する」ことです。聞きたいことを分かりやすい日本語に直します。そして、発音やイントネーションを確認し、交流の日を心待ちに何度も練習しました。

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手や小さな紙に書いて一生懸命覚えています。
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始まる直前まで「せんせい~ 聞いて!」
と、私を相手に何度も練習していました。

スカイプが繋がった瞬間、みんな大興奮です。生徒が司会者となり、交流が進行しました。
「タイに来たらどこへ行きたいですか。」―「ワット・ポーへ行きたいです。」
「日本ではどんなスポーツが人気ですか。」―「サッカーと野球です。」
「ぼくはバイクで学校へ来ています。日本ではできますか。」―「いいえ。できません。」
自然な日本語は少し速く感じたようです。聞き取りが難しい言葉もありました。そんな時も皆で力を合わせて理解できました。すぐに意気投合し、お気に入りのオートバイの写真を見せて、かっこいい!という反応をもらい喜んだりもしていました。生まれた国も、話す言葉も違うけれど、同じ教室にいれば仲の良い同級生になっていたのでしょう。あっという間に交流の時間は過ぎました。

スカイプ交流の様子の写真

終わった瞬間「次はいつ?」「楽しかった!」と、大満足の様子でした。交流後も、昼食はいつどこで何を食べるのか、午後の授業はいつ始まるのか、など質問はとまりません。興味関心がさらに広がる貴重な時間となりました。こうして日頃から楽しみながら一生懸命学んでいる様子は日本の生徒にも伝わり、良い刺激となったようです。
カウンターパートの先生には事前指導、準備など大変協力をしていただきました。日本でも多くの先生方に関わっていただきました。皆で協力することで良い取り組みができたのだと感謝しています。この交流の始まりを大切にして、今後の活動に取り組んでいきたいと思っています。

Writer
タイ バンコク
小林 真理子さん

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