最新情報はこちら 最新情報はこちら

生徒とダイビング

ボルネオ島(カリマンタン島)にある人口約40万人の小さな国ブルネイは、18世紀から多くの船が行き交い、第2次世界大戦では連合軍及び日本軍の東南アジア防衛拠点の一つでした。そのため、ブルネイ沖には多くの沈没船があり、もちろん、サンゴ礁もありますが、歴史を感じる沈没船が主なダイビングスポットとなっています。
私の学校にもダイビングを趣味とする生徒がおり、今回休みの日に他のダイビング仲間と皆で行こうという事になり、朝5時から出発することになりました。

写真
午前7時頃、双胴船で出発、本日天気晴天により波穏やか!

スコールの多いブルネイは、スコールがあると波が高くなり、ダイビングも急遽中止となってしまう事が多いですが、予定通りの出港となりました。リーダーであるダイブマスターのバーベキューも出来てしまう手作り双胴船に機材を持ち込み、フランスから来られた観光客とともに、出発前の記念写真。

写真
午前9時、沈没船ダイビングの前に

船に揺られること約1時間半、ブルネイで有名なムアラ沖のサンゴ礁にて本番前の身体慣らし。久しぶりのダイビングということもあって機材が重く感じられましたが、本番があるのでココで慣らしておかないと…

写真
海の中は透き通っていて、魚もよく見えて本番にも期待できそうです。

写真
午前11時頃、釣った魚をメインに昼食

釣った魚や貝、伊勢海老を丸焼きバーベキューに、調味料は塩胡椒のみ!さすが皆体力があり一気に食べ物が消えていきます。釣った人にこの魚は何だと聞いたら、Ikan Besar(大きい魚)!とドヤ顔で言われました。

写真
午後2時頃、メインダイビング沈没船

写真は、第二次世界大戦中の駆逐艦の操舵室になります。主砲や機関銃の周辺には生々しく薬莢等が大量に落ちており、爆撃によるものか傷跡もありますが今では魚達の楽園となっています。

今回は、この沈没船のみでしたが、軍艦の他にもブルネイ王族の船ボルキア号や貨物船等多くの船がブルネイ沖に沈んでおり、見所は満載です。全て見てみたいですが、天気に左右されがちなダイビング、またチャンスがあれば行ってみたいですね。

Writer
ブルネイ ガドン
澤田 法光さん

この人の書いた他の記事

ブルネイの記事

よく読まれている記事

PAGE TOP