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日本語コンテスト(その1)

皆さんこんにちは!ホーチミンは乾季に入り、真夏の暑さが続いています。 恒例となった「ホーチミン市小中学生日本語コンテスト」の様子を2回に亘ってご紹介します。今回は岩松が担当校での作品作成の様子お伝えします。

ホーチミン市中等日本語教師会(CP:カウンターパートの先生方)主催による本コンテストは、日本語の面白さへの気づきと学習意欲の向上などを目的に、ホーチミン市での日本語教育の草創期に立ち上げられ、今年、13回目を迎えました。今回から新たに小学校1校が加わり、小中学校3校、全16クラス646名の日本語クラスの生徒が参加しました。参加校の1次審査で選ばれた各クラス10名(小学校は5名)の作品から、ホーチミン日本人学校の生徒が、金・銀・銅の各賞を選考。2月23日に日本人学校で表彰式と交流会が行われます。

コンテストの様子の写真1
コンテストの様子の写真2
コンテストの様子の写真3
コンテストの様子の写真4

コンテストは4つの部門が設けられ、小学3年生・中学6年生はひらがな表と好きなひらがな・イメージする絵、7年生はカタカナ表と好きなカタカナ・イメージする絵、8年生は好きな漢字とイメージする絵・好きな理由、そして、9年生は「私の街」についての作文と絵を作成します。

コンテストの様子の写真5
コンテストの様子の写真6

担当のヴォチュオントアン中学では、日本語の授業時間を使って、熱心に作品作成に取組んでくれました。課題の日本語はもちろんのこと、絵の作成にも力が入りました。クレヨンや色鉛筆などを持ち込み、時間ぎりぎりまで取り組んでいました。

1次審査では、CPの先生と一緒に上位10作品を選びましたが、優秀な作品が多く、選ぶのに苦労させられました。ついつい絵に目がいってしまい、CPの先生からは、「課題の日本語が正しく、きれいに書けているかを第一に選びましょう。」とのお言葉も。作品の作成に取り組む真剣なまなざしとそれを楽しんでいる生徒の姿が印象的で、心打たれました。日本人学校での最終審査の結果、交流会が楽しみです。

コンテストの作品の写真1
コンテストの作品の写真2
コンテストの作品の写真3
コンテストの作品の写真4
Writer
ベトナム ホーチミン
岩松 勝義さん

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