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豆をまき、恵方巻にかぶりつく

みなさん、こんにちは。柿本、柳川、細淵です。私たちはインドネシア6期として、2016年10月末からプルワカルタへ派遣されています。

日本語パートナーズ(NP)の活動を通して、プルワカルタの日本語の先生方が「1つ」になる機会も増えてきています。日本語教師会も本格的に始まりました。1月のテーマは「節分を学ぶスキルを学習する」です。

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1月の日本語教師会に集まった先生方

節分の起源、そして節分にまつわる習慣(なぜ豆をまくのか、柊鰯を玄関に飾るのか、恵方巻きを食べるのか)について考えた後、節分の実践として、「おりがみ」と「料理」を取り入れました。

まず、折り紙で豆を入れる箱の作り方を紹介し、豆まきをしました。先生方の元気な豆まきのおかげで、鬼役の先生は教室から出て行き、鬼退治に見事成功しました !
中には、食べ物を撒くことへ抵抗を示す先生もいらっしゃり、「食べ物を捨てる」という感覚ではない、文化的側面を生徒に伝えられるか、考えました。それは「鬼は外、福は内」というフレーズをしっかり説明すること、そして撒く環境をきれいにし、撒いた豆を無駄に使わないというアイディアがよいであろうという結論を得ました。

そのあと。恵方巻を作りました。普通の巻きずしと何が違うのか、なぜご飯を巻く習慣ができたのかについて考えました。のりを敷き、ご飯を乗せ、7種類の具材を巻くことを体験しました。

巻き寿司を作る先生たちの写真
具材をたくさん入れすぎて巻ききれない先生方が続出!
のりを2枚使うことで何とか巻ききれました。
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今年の恵方の北北西を見ながら恵方巻を食べているところです。

このようにして、プルワカルタの町で、日本語の先生方に支えられ、私たちは日々活動をしています。

今回の教師会を通して、NPが派遣されていない学校の先生とも交流できたことが良かったです。終始笑顔が絶えない教師会になりました。将来、プルワカルタにある全部の学校にNPが派遣され、教師会が行われたら楽しいだろうなぁと感じました。

また、節分について知り、楽しみながら実践もできたので、プルワカルタでの初めての教師会は成功の内に終わりました!これからもプルワカルタの先生方ともっと濃く広く繋がっていきたいです。

Writer
インドネシア 西ジャワ州
柿本 華奈衣さん/柳川 佳穂さん/細淵 倫子さん

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