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バンドン県のみどころ

こんにちは。バンドン県にある高校へ派遣されている、土屋友花梨と申します。
私はバンドンに来て驚いたことがあります。それは、市と県で違いがあるという事です。
バンドン市にはショッピングモールや歴史的な建物が多く、賑やかな街並みです。

地球の形状のオブジェが設置されているモニュメントの写真
1955年にバンドンで行われたアジア・アフリカ会議のモニュメント。

対して、バンドン県は昔からあるパサール(市場)や家の綺麗な建物が建ち並び、自然の観光地がみどころです。

インドネシア・バンドン県の町並みの写真
レンガの瓦でできたオレンジ色の屋根や山がきれいな風景です。

今回は、先生や生徒と一緒に行ったバンドン県南部の見どころをご紹介します。
これはパンガレンガン地区の風景です。

パンガレンガン地区の茶畑の写真
お茶がつくられています。

緑がきれいです。

次にカワプティです。緑がかった白い湖が有名です。

バンドン県南部 カワプティ湖の写真1
別名、ホワイトクレーター(white crater)

幻想的な雰囲気でした。

バンドン県南部 カワプティ湖の写真2
枯れ木がいっそう幻想的な雰囲気をつくりだしています。

また、硫黄の匂いがするのでマスクをしたほうがよいです。

カワプティ湖の前で撮影した記念写真
インドネシアではカラフルなマスクが売られています。

カワプティの近くにある、パテンガン湖です。

パテンガン湖の屋根つきの橋を渡る生徒たちの写真
一見、落ちるか心配になる橋ですが意外に頑丈です。生徒はキャーキャー言いながら渡っています。笑

橋を渡ると小屋があり、レジャーシートを敷きます。

パテンガン湖の小屋で休憩する生徒たちの写真
お菓子を食べたり、しゃべったり、遊んだりしています。

みんなで持ってきたお弁当を食べました。

実は私へのサプライズでカワプティへ連れて行ってくれました。先生に「カワプティへ行きたいです」と話していましたが、「カワプティは混んでいるので、パテンガンへ行きましょう」と言われ、残念に思いつつ向かっていました。

しかし、車がカワプティで停まり、「えっ、ここカワプティですよね?」と私が驚くと、先生と生徒達がわーっと騒ぎだし、「びっくりした?」と喜んでいました。

カワプティに行く車中の写真
助手席から生徒達を撮影
車の窓やドアから足や腕が飛び出ている写真
車に乗りきれずあふれる生徒もいました。笑

そんなサプライズがあり、とても嬉しい思い出のあるカワプティでした。

最後に、ギリハルジャのワヤン・ゴレック製作所です。インドネシアの伝統的なワヤンはいろんな種類があります。中でも、バンドンの人口をほとんど占めるスンダ人のワヤンはワヤン・ゴレック(wayang・golek)といい、木からできています。

ワヤン・ゴレック製作所の写真
人形を動かして劇をします。

ワヤン人形を作る体験ができるので私も色を塗ってみました。

色塗りを体験している写真
レジン(樹脂)とカラーのラメの塗料を塗っています。細かい作業でした。伝統職人の技術の細かさを目の当たりにしました。
人形が沢山並んでいる写真
いろんな種類のワヤンです。
日本のアニメキャラクターに似ている人形の写真
こんなものも飾っていました。の○太くんでしょうか…?

日本でバンドンというとアジア・アフリカ会議が思い浮かぶかもしれません。ですが、歴史的な建物から自然の観光地まで様々な見どころがあるバンドンです。
バンドンへ訪れたらぜひ、バンドン県も見てみてはどうでしょうか。

Writer
インドネシア 西ジャワ州
土屋 友花梨さん

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