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朝礼で新任の挨拶

派遣先の学校でまずやらなければいけないのは、挨拶回りです。私の学校はマンモス校で、中高合わせて5200人も生徒がいます。校長先生と副校長先生が6人もいらっしゃいます。校長先生・副校長先生の挨拶・写真撮影は大事な仕事です。日本からのお土産をもってお訪ねしました。

山本さんと校長先生・副校長先生の写真

先生の数もあわせて約300人、外国語の先生は約60人、職員会議はホールで行います。報告と質問で4時間です。飲み物とパンをもらいました。やはり、途中でおなかがすいてくるから、私も食べました。

職員会議で挨拶する山本さんの写真

職員会議の冒頭に新任の外国人教師を代表して挨拶をしました。少ないタイ語で何とか挨拶をすることができました。これで先生方には顔を知ってもらえることができたのでしょう。次の日から大変でした。登校してずっとワーイ(合掌してお辞儀をする挨拶)の連続です。でも挨拶は欠かせないので立ち止まって手を合わせ「サワディカップ」と挨拶しました。

そして、今度は生徒への朝礼での挨拶です。CP(カウンターパート)の先生に紹介され壇上に立つと、さすが5200人の迫力は素晴らしいです。
みんながこちらをみつめています。

朝礼で紹介される山本さんの写真
朝礼で挨拶する山本さんの写真

日本語の挨拶でよかったので助かりました。そして、こんな機会でしかできないのでCPの先生に、いままでの日本語パートナーズの人で挨拶に歌を歌った人がいないようなので、歌わせてほしいとお願いしました。あっさりと、いいですよと許可が下りて5200人の前で日本語の歌を、それも自作の歌を歌えることになりました。私にとって生涯の財産になるだろうイベントをやらせていただいたのです。鳥肌が立つぐらい興奮するうれしさでした。

歌を理解して聞いていたかは、はなはだ疑問ですが、歌のインパクトが強かったのか、次の日から登校するときに今まで挨拶しなかった他のクラスの生徒も挨拶してくれるようになりました。これが一番うれしかったです。 毎日の登校が楽しくなりました。

Writer
タイ ウドンターニー
山本 芳夫さん

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