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タイの暑さを日本の涼しい手作り風鈴で

今日の日本語クラブは風鈴づくりです。
一年中暑い夏のタイですが、日本の夏の涼しさを感じてもらえるように、風鈴を作りました。

色とりどりの風鈴の写真

材料はすぐ手に入るもので作ることに心がけました。
生徒がいつもカバンに備えている飲み物のペットボトルを利用してカサを作り、タイには鈴が見つからなかったので、タイで踊りや祭礼に使用する小さなラカング(ベル)を買ってきました。

風鈴作りで使用した材料の写真
売店の写真

食堂の売店に行くと飲料水としての水が5バーツで売っています。
何しろ、5,200人の生徒と300人以上の教職員がいるので、飲料水のラベルも自校ブランドです。
当然、その飲んだ後のペットボトルも教室の後ろにはいつもごみ箱がいっぱいになるくらい集まります。こんな身近なものから何かできたら素晴らしいなと考え、ペットボトルの上の形が風鈴の傘に似ていることを思いつき、鈴の工夫、風受けの工夫と試行錯誤しました。

風鈴を作る真剣な生徒たちの写真
風鈴をつくる楽しそうな生徒たちの写真

出来上がりはみんなが最高に喜んでくれる最高の出来栄えでした。
先週、七夕で使った残りの短冊がいっぱいあったので、それを風受けの紙に貼って、生徒は思い思いの願いや、感じていることを書いていました。

短冊をつくる生徒の写真
風鈴をつくる笑顔の生徒の写真

日本語の授業では丁度ごみ問題を勉強していました。リサイクルの話でペットボトルの再利用の話もしたところです。
日本でもタイでも環境問題は大きなテーマです。何かしら一つリサイクルに繋がるような思いを感じてくれていたらなあと、思いながら生徒の顔を見ていました。

Writer
タイ ウドンターニー
山本 芳夫さん

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