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密着!生徒の昼休み

わたしの学校の食堂は、ラマダン(断食)中の1ヵ月間はお休みでした。しかし、また今月から再開し毎日活気あふれています。今回は、マレーシアの生徒の昼休みについて紹介します。
わたしが派遣されている学校では、生徒の昼休みは20分間です。昼休みのベルが鳴ると、学校は1日で一番賑やかな時間帯がはじまります。この短い昼休みに生徒たちは、ご飯を食べ、次の授業の用意をしなければならないので、急いで食堂へ向かいます。

食堂の飲み物の写真
休憩時間前になると食堂にはカラフルな飲み物が並びます。どれも1リンギット(約30円)です。
春巻きや揚げ餃子、ナゲットや練り物のようなものなどが並ぶ揚げ物の写真
こちらの揚げ物は、2つまたは3つで1リンギットです。
紙やビニールに包まれたサンドイッチやハンバーガーの写真
サンドイッチやハンバーガーも販売されています。
昼休みの様子の写真
お金を握りしめながら順番を待つ生徒たち。
フライドチキンや魚、煮込みなどの写真
こちらも生徒たちに人気の料理です。でも、食堂では野菜は見かけません。
昼休みの男子生徒たちの楽しそうな写真
昼休みの男子生徒たちの楽しそうな写真
昼休みは、どのテーブルからも生徒たちの笑い声が響きます。
昼休みの女子生徒たちの笑顔の写真
多くの生徒たちは、右手を使い食事をします。
昼休みの女子生徒たちの写真
日本語を勉強する先輩と後輩も一緒に仲良くお昼休み。会話では日本語も使用されています。

わたしも昼休みには、日本語を勉強していない生徒のグループにも入らせてもらい一緒に食事をすることがあります。生徒との主な会話は、日本語の質問、日本や日本文化について、宗教について、マレー語の質問、そして時には恋愛の話もします。赴任校には、日本語を勉強していなくても、日本や日本文化に興味がある生徒たちはとても多いです。

そして、最近では、右手を使って食事をすることにも慣れ、マレー語での会話も赴任当初よりは理解できるようになったので、生徒と一緒に過ごす昼休みが一段と楽しくなりました。わたしのマレー語やマレー文化の質問にも、いつも一生懸命答えてくれる生徒たちには感謝しきれません。残された時間は長くありませんが、これからも、生徒たちと楽しい昼休みを一緒に過ごしたいです。

Writer
マレーシア ヌグリ・スンビラン州
坂下 咲椰さん

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