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また会えますように。星に願いをこめて……

Suor Sdei!(スオ スダイ)雨期の今、私がよく使う言葉はプリアン(雨)です。先日、駐輪場のおじさんに「ミアン アウ プリアン テ?(レインコート持ってる?)と、聞かれました。アウ(服)+プリアン=カッパとは!なるほど。
毎日いろんな発見があるこの日常が大好きです。

二重の虹がかかった空の写真
カッパを持った松岡さんと駐輪場の男性の写真

大雨のあとのダブルレインボーとやさしいカンボジアのおじさん

7月7日は、最後のイベント「七夕」でした。
カンボジアには七夕の行事がないので、紙芝居を使って七夕の物語を紹介しました。ビデオを流す予定でしたが、紙芝居も日本の文化紹介の一つだと思い、読み聞かせたところ、みんな興味を持って聞いてくれました♪
物語の感想に、「天の川で会うなんてロマンチック!」という声はなく、「働かないから会えなくなったんだ。(笑)」と、笑う学生が多かったのが印象的でした。
みんなの中で「“結婚してから働かなくなった”織姫と彦星が1年に1度天の川で会うことができる日」になりました(笑)

七夕の紙芝居の授業の様子
学生たちの着眼点の違いがおもしろかった、初めての紙芝居

派遣された当初、CP(カウンターパート)の先生に、「来年の七夕は、浴衣を着ましょう。」と言われていました。そのとき「10ヵ月後だから、まだまだ先だなあ。」と考えていたのに、いつの間にかそんな時期になりました。

この日うきうきした様子で浴衣を羽織る学生たちの笑顔を見て、とても嬉しかったです。浴衣が足りず、男性に女性の浴衣を着てもらいましたが“日本の文化を体験している”それを嬉しいと感じてくれている様子が伝わってきました。いつも“楽しむ”ということを彼らから教えてもらっています。
それから一緒に日本風のポーズってなに?と考えてみたり、笹に飾り付けをしたり、七夕のイメージの歌を歌ったりして、最後はみんなで短冊にお願い事を書きました。

短冊を飾る生徒の写真
いい笑顔!! 願いごとが、叶いますように〜!!
出来上がった短冊を見せる生徒たちの写真
お願い事が1つ、2つ、3つ…!!
浴衣を着た生徒たちの記念写真
浴衣を着て、少し照れくさそうな学生たち♪

第1期生として、派遣されたカンボジア。自分にどんなことができるか考え、実行した日々でした。たくさんの学生たちの笑顔に会えて、とても幸せです。
みんな、オークン チュラウン!!

「カンボジア・日本で、またみんなと出会えますように。」

短冊に書かれた願い事の写真「日本語が上手になりますように」「たくさん友達がつくれますように」「お金持ちになりますように」など書かれている
願えば叶うよ!! みんなのこれからが楽しみです。
浴衣を着て記念写真
あと少し…。だいすきな学生たちとの時間を大切にします!
Writer
カンボジア プノンペン
松岡 香央里さん

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