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届くかな?わたしたちの想い

みなさん、今年は日本とマレーシアにとって素晴らしい記念の年であることをご存知ですか。
今年、日本とマレーシアは、1957年に外交関係を樹立し60周年を迎えました。 そのおめでたい年に、日本語クラブと日本語を学習している全クラスの生徒たちとともに、千羽鶴プロジェクトをすることになりました。
まず、千羽鶴の説明では、戦争について興味をもっている生徒たちのために、広島平和記念公園にある原爆の子の像のモデルにもなっている佐々木 禎子さんの話をもとに、原爆そして戦争の悲劇について平和学習をしました。
通常の4分の1サイズの折り紙に苦戦していましたが、回数を重ねるうちに生徒たちは折り方を覚え、上手に折ることができるようになりました。

真剣に鶴を折る男子生徒の写真
きれいな折り鶴を作りたいと頑張っていた生徒たち
折った鶴を持って記念写真
毎日できあがった折り鶴を大切に届けてくれた生徒たち
折り鶴を紐につなげる先生と坂下さんの写真
授業の合間にCP先生と千羽鶴作成
教室で集合写真
完成した千羽鶴と記念撮影
千羽鶴を持った先生と坂下さんの写真
完成した千羽鶴の一番上には両国の国旗柄の折り鶴を飾りました
校長先生や教員と撮った記念写真
セレモニーで校長先生から受け取った千羽鶴と記念撮影
広島平和記念公園の写真
無事広島平和記念公園へ届けられた千羽鶴
広島平和記念公園で他の千羽鶴とともに飾られている写真
平和への願いとともに捧げられた千羽鶴

わたしとCP(カウンターパート)先生、生徒は生まれ育った国、宗教、文化は異なりますが、争いのない平和な世界を望んでいることは同じです。今回、千羽鶴を通して一丸となり、平和への願いをこめ作り上げることができました。
そして、現在はこのプロジェクトに興味をもってくださった校長先生からのご要望で学校に残すための千羽鶴を作成しています。いつかわたしが日本へ帰国しても、一緒に折り鶴に込めた平和への願いを一生忘れずにいてほしいです。今後も両国の友好な関係が末永く続くことを願っています。

今回、写真のご提供をしてくださった広島市市民局国際平和推進部平和推進課のみな様、ご協力ありがとうございました。

Writer
マレーシア ヌグリ・スンビラン州
坂下 咲椰さん

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