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日本からの手紙

私が派遣されている高校があるクンダル県には、日本人はほとんど住んでいません。日本語パートナーズが派遣されたのは私で3人目ですが、どの生徒に聞いても、日本語パートナーズ以外の日本人に会ったことがないと言います。

この生徒たちが日本語を勉強するモチベーションって……? 日本人に会ったこともない高校生たちが、こんなにたくさん、一生懸命に日本語を勉強しているのを目の当たりにして、私は考えました。私が外国語を学ぶときのやる気の源と言えば、その言語を話す人と会話して通じたときの嬉しさや、逆に通じなかったときのもどかしさや悔しさです。

そこで私が考えたのが、日本の高校生との手紙交換です。私の地元である静岡県の高校教師に声掛けしたところ、掛川東高校の生徒が是非とも手紙交換をしたいとのことで連絡を頂きました。

スタートは日本の生徒からです。たった1往復のやりとりではなく、ペアになって今後何往復かのやりとりをしたいと思い、費用と時間の短縮のため、手紙はPDFデータにしてEメールで送って頂きました。全員に書いてもらったことは「好きな日本語」です。他にも、「最近はまっていること」や「最近の悩み」など、高校生ならではの視点で書かれた手紙が私の元に届きました。

日本の高校生から手紙が届いていることは事前には生徒たちに伝えてありませんでした。大騒ぎになるかなと予想していたのですが、手紙を手にすると、みんな、真剣な顔をしてじっと手紙を読んでいました。更に、掛川東高校の生徒からは、顔写真も届いており、手紙を書いてくれた相手の写真を見せると、恥ずかしそうにはにかんだり、嬉しそうに笑ったり。授業が終わると、駆け寄ってきて「れいこせんせい、ありがとうございます。とてもうれしいです!」と上手な日本語で言った生徒の笑顔が忘れられません。

さぁ、私の学校の生徒たちは今頃、どんな返事を書いているでしょうか。続きをお楽しみに。

“日本語パートナーズ”、インドネシア、中部ジャワ州
“日本語パートナーズ”、インドネシア、中部ジャワ州
日本の生徒からの手紙を手にした生徒たち
Writer
インドネシア 中部ジャワ州
小宮山 令子さん

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