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格差社会に直面

こんにちは。インドネシアの南ジャカルタ市に派遣されている鷹野敏也です。インドネシアへ来てすでに2ヶ月が経ちました。最近時間の流れをとても早く感じます。最初の1ヶ月は生活に慣れることだけで精一杯でしたが、だんだんと気持ちに余裕が出てきました。今日は最近よく考えるインドネシアの経済格差について書こうと思います。

私が滞在している南ジャカルタ市は都会で高層ビルやショッピングモールが数多く建ち並んでいます。モールへ行くとインドネシア人だけでなく、多くの外国人が買い物や食事を楽しんでいます。しかし一歩モールの外へ出ると、屋台で食事をする人もいます。場所によっては物乞いをする人、歌をうたって小銭を稼ぐ人などもいます。モールの中だけを見るとお金に余裕のある裕福な暮らしをしている人が多いように見えますが、そんな人は一部で、その日を生きるためにお金稼ごうと必死で働いている人がとても多いと思います。

衝撃だったのは高級車販売店の目の前の歩道橋に横たわって寝ている人を見つけたときです。目の前に高級車販売店があっても入ることも買うこともできないであろう人がいます。

日本でも格差社会という言葉はよく耳にしていましたし、実際に日本でも経済的に苦しい状況に陥っている人が数多くいると思います。しかし私は今まで格差の問題について目を向けることをせず、日本の経済格差について学ぶことをしませんでした。インドネシアで、今まで知っていたようで知らなかった格差が生み出す光景に直面し、格差社会を実感したような気がしました。インドネシアと日本でどちらのほうが格差は大きいのか詳しくはわかりません。私のわずかな経験だけではインドネシアを語れません。

滞在中に学校だけでなく様々な場所へ行き様々な人たちと触れあうことで、インドネシアが今抱えている問題を実際に目で見て学びたいと思います。

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ジャカルタ都市部の様子
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モールの前に並ぶ屋台
陸橋で撮った写真
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