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あのマンゴーはだれのもの

プルリス州派遣の竹内ももこです。
プルリス州に到着してから2週間が経ちましたが、入居初日からずっと気になっていることがあります。
それは「私の家の裏にあるマンゴーは誰のものか」です。


家の裏のマンゴー

プルリス州は世界一のマンゴーと言われている「ハルマニス」で有名です。しかし、とても高いのでCP(カウンターパート)の先生から「近所の人か、学校の先生にもらうと良い」と言われていました。
もしかしたら家の裏のマンゴーはハルマニスなのではという期待を抱き、毎日暇さえあればマンゴーの様子を観察していました。

ある日、4つ実っていたマンゴーが3つになっていました。
このままでは全部なくなってしまうかもしれない!!と危機感を抱いた私は、近所の方に食べてもいいか早く聞こうと決心しました。

そして次の日、運良く家の裏に住んでいる人の話し声がしました。初対面の方だったのでどんな反応が返ってくるのかとドキドキしつつも、挨拶をし、マンゴーをもらってもいいか尋ねました。すると、食べて! 食べて! 調理して食べるの! と笑顔でマンゴーをくれました。毎日観察し、愛着の沸いたマンゴーだったので手に入れることができてとても嬉しかったです。

次の日、調理の仕方が分からないと気付き、昨日の方の家に聞きに行きました。すると、マンゴーの皮をむいて下準備をしてくれました。そして、切ってもらってびっくり! マンゴーではなく、なんとパパイヤでした!!!!


パパイヤの調理中

え、パパイヤ?! と少しパニックになりながらも味付けなどを教えてもらった後は、雑談をしながら一緒に折り紙を折ったり、マレー語を教えてもらったり、日本語を紹介したりしました。


素敵なサングラス! この後サングラスを貸してくれました!

そして、今日は私の祖母の誕生日だと言うと祖母宛に一緒に誕生日の歌を歌ってくれました。
マンゴーではなくて少し残念でしたが、近所の方との距離の縮め方を悩んでいた時期だったので、近所の方との距離を縮めてくれた素敵なパパイヤに感謝したいです。

次こそハルマニスを狙います!!!

Writer
マレーシア プルリス州
竹内 ももこさん

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