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パイロットプログラム:“日本語パートナーズ”短期派遣 ―ベトナム短期(1期) 活動報告―

ベトナム

“日本語パートナーズ”ベトナム短期(1期)
大石直子 須藤賢輔 田尻華奈子 眞木直樹 宮崎萌々 吉岡真唯

こんにちは!
私たちは2017年3月20日から4月2日の14日間、“日本語パートナーズ”ベトナム短期(1期)としてベトナムのハノイとハイフォンに派遣されました。西日本各地から長崎に集まって学ぶ私たち6名、全員がベトナム初訪問、そしてこのメンバーでのチームワークも初めてのことでしたが、今回のテーマのひとつである「長崎とベトナムの繋がり」などについて調べたり、各自の特技をどんな風に生かせるか考えたりしたうえで、どきどきしながらベトナムに渡りました。

授業ではまず導入として、「長崎くんち」の祭りの掛け声で「もってこーい」と呼びかけることから始め、「この日本語は何だろう?」と興味を持ってもらえるよう工夫しました。

クラスに突然やってきた私たち6人ですが、まずは教室の皆と打ち解けられるよう、簡単な自己紹介のあと、アイスブレイクとして伝言ゲームを行いました。
ここでは、長崎のキーワード(カステラ、ちゃんぽん、まつり、夜景、ねこ、電車)を私たちから伝えて(日本語の勉強が進んだ学校では、こうした単語を使った文を作って)伝言していってもらいました。
先頭の生徒が黒板に書いた回答が正解でも間違いでも、正解の写真を見せながら発音してもらったことで、楽しみながら日本語を覚えてもらえたと思います。

次は少し真面目に、長崎とベトナムの距離や飛行機の移動時間、そして歴史的な関係などについてのレクチャーもしました。とくに朱印船貿易の時代、長崎の商人に嫁いだベトナムのお姫様の話が、「長崎くんち」のベトナム風パレードとして残っていることを紹介すると、皆とても興味を持って聞いてくれて、そのお姫様が長崎で「アニオーさん」と呼ばれた理由が、ベトナム語でAnh oi!(ねえ、あなた)と旦那さんを呼んでいたことから来ているそうです、と説明したら、Anh oi!と生徒同士で呼びあいながら、面白そうに聞いてくれたのが印象的でした。

続けて、私たちが制作・出演・編集した映像「長崎大学生の一日」も、簡単な日本語の字幕をつけて上映し、路面電車や長崎大学のキャンパス、授業や学食、アルバイトの様子など、長崎の今の大学生活をリアルに感じてもらえるようにしました。

次はここまでの自己紹介やレクチャー、映像の内容をふまえた三択クイズで盛り上がり、私たちのことを通して、長崎や日本について詳しく知り、覚えてもらうことができたと思います。
最後には、少しずつですが、カステラをみんなで食べながら会話したり、歌やダンスを披露しあい、校庭に出て球技をしたり円陣を組んだり、色々なかたちで交流できました。

このように、たくさんの学校を訪問して特別授業をしましたが、ハノイでもハイフォンでも、どこの学校の生徒も皆、素直で元気。笑顔いっぱいで、いつも元気をもらえました!

ハイフォンの最終日には、日越文化交流の大きなイベントにも参加して、長崎紹介だけではなく、日本の遊びや折り紙・書道・浴衣の体験などのブースを出して、色々な日本文化を紹介しました。

なかでも、ハイフォンで買い出しした食材で作った長崎ちゃんぽんの試食ブースには、行列ができるほどの人気でした。
当日は私たちも、ベトナム料理やベトナム伝統衣装の着付けなどを体験させてもらい、ベトナム文化を知る貴重な経験も出来ました。

2週間と短い期間ではありましたが、たくさんの笑顔に出会うことができ、私達にとって一生忘れることのできない思い出ができました!
今回の活動が日本とベトナムの架け橋となり、生徒たちが将来、日本や長崎に興味をもって訪れてくれる機会があれば、これほど幸せなことはありません。

Photo: Kanako Tajiri, Yukiko Murooka
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