ASIA center | JAPAN FOUNDATION

国際交流基金アジアセンターは、アジアの人々の間に共感や
共生の心を育むため、様々な分野で文化交流事業を実施しています。

MENU

Asian Meeting Festival 2019|アジアン・ミーティング・フェスティバル2019

日本

国際交流基金アジアセンターでは、アジアにおいてインディペンデントな活動をしている音楽家を中心とし、即興演奏を通じた新たな音楽表現の追求と芸術文化におけるコラボレーションモデルの創出を目的に、「アジアン・ミーティング・フェスティバル 2019(AMF2019)」を開催します。

14年目を迎えたAMFは、アジア有数の実験音楽・即興音楽の催しとして注目を集めています。アジアのミュージシャンの交流を促すべく、音楽家・大友良英がAMFを立ち上げたのが2005年。以降、各国でインディペンデントな活動をしている音楽家やオーガナイザーが、伝統的な固定概念や商業主義を超え、新しいネットワークの形成を目指して、AMFの傘の下に集結してきました。

AMF2019では、キュレーターとして国内外で数々の公演を成功させてきたdj sniffとユエン・チーワイが全面的にディレクション。3年ぶりとなる東京公演です。継続して拡大してきたアジアにおける交流を、東京の同時代の音楽文化を反映するローカルな場・コミュニティへと接続します。自由な表現と固有のテクニックに基づく7ヵ国15組の出演者による即興演奏が、ときに補完し、挑発し合い、そして共鳴し、それぞれの場所・観客に呼応しながらアンサンブルを繰り広げます。

アジアン・ミーティング・フェスティバル2019

日時 2019年7月2日(火曜日)から7月6日(土曜日)
会場 旧平櫛田中邸、北千住BUoY、ドイツ文化会館OAGホール
チケット
/予約
Asian Meeting Festival 2019よりお申し込みください。
主催 国際交流基金アジアセンター、アジアン・ミーティング・フェスティバル事務局
プログラム・
ディレクター
dj sniff、ユエン・チーワイ
協力 岡山県井原市、上野桜木旧平櫛田中邸、NPO法人たいとう歴史都市研究会、一般社団法人 谷中のおかって
問合せ アジアン・ミーティング・フェスティバル事務局
TEL:080-3153-0914
Email:info@ensembles.info
公式Webサイト http://asianmusic-network.com/

プログラム

コンサート#1

  • 日時
    2019年7月2日(火曜日)
    セッション1 15時開演
    セッション2 18時開演
  • 会場
    旧平櫛田中邸 アクセス
    東京都台東区上野桜木2-20-3 Googlemap
    JR「鶯谷駅」北口から徒歩10分/JR「日暮里駅」南口から徒歩10分/東京メトロ千代田線「根津駅」1番出口から徒歩13分
    ※近代日本彫刻を拓いた彫刻家、故平櫛田中(ひらくし・でんちゅう、1872~1979)が、1919年から1970年まで住み彫刻制作に励んだところです。当時の最先端の近代的なアトリエと大正時代の伝統的技術による日本家屋がほぼそのままに残る貴重な建物ですので、文化財保護の観点から建物へ充分ご配慮いただきながら、コンサートをお楽しみください。
  • 料金
    無料(各回定員30名)
  • 出演
    Pisitakun KUANTALAENG[バンコク]、NGO Tra My[ハノイ]、Senyawa[ジョグジャカルタ]、Dharma[シンガポール]、Sheryl CHEUNG[台北]、Seljuk RUSTUM[コチ]、dj sniff[東京]、YUEN Chee Wai[シンガポール]、大友良英[東京]

コンサート#2

  • 日時
    2019年7月5日(金曜日)19時開演
  • 会場
    北千住BUoY
    東京都足立区千住仲町49-11(墨堤通り側入口) google map
    東京メトロ千代田線・日比谷線「北千住駅」1番出口から6分/JR・東武・つくばエクスプレス「北千住駅」西口から8分
  • 料金
    前売:一般3,000円、学生1,800円/当日:3,500円
  • 出演
    Pisitakun KUANTALAENG[バンコク]、NGO Tra My[ハノイ]、Senyawa[ジョグジャカルタ]、Dharma[シンガポール]、Sheryl CHEUNG[台北]、Seljuk RUSTUM[コチ]、dj sniff[東京]、YUEN Chee Wai[シンガポール]、大友良英[東京]
  • ゲスト
    Killer Bong[東京]、坂口光央[東京]、食品まつり a.k.a foodman[名古屋]

コンサート#3

  • 日時
    2019年7月6日(土曜日)17時開演
  • 会場
    ドイツ文化会館OAGホール
    東京都港区赤坂7-5-56 ドイツ文化会館内 Googlemap
    東京メトロ銀座線・半蔵門線「青山一丁目駅」4番出口から徒歩8分
  • 料金
    前売:一般3,000円、学生1,800円/当日:3,500円
  • 出演
    Pisitakun KUANTALAENG[バンコク]、NGO Tra My[ハノイ]、Senyawa[ジョグジャカルタ]、Dharma[シンガポール]、Sheryl CHEUNG[台北]、Seljuk RUSTUM[コチ]、dj sniff[東京]、YUEN Chee Wai[シンガポール]、大友良英[東京]
  • ゲスト
    ANTIBODIES Collective[京都]、石橋英子[東京]、角銅真実[東京]

ワークショップ「チャリ・パドゥ」

全ての声は等しい──混沌と調和の途切れのない関係性を作り出す即興合唱パフォーマンスのためのワークショップ。7月5日(金曜日)のコンサート#2で成果を発表します(希望者のみ)。

  • 日時
    2019年7月4日(木曜日)19時開始
  • 会場
    北千住BUoY
    東京都足立区千住仲町49-11(墨堤通り側入口) Googlemap
    東京メトロ千代田線・日比谷線「北千住駅」1番出口から6分/JR・東武・つくばエクスプレス「北千住駅」西口から8分
  • 料金
    無料(定員30名)
  • 講師
    ルリー・シャバラ(スニャワ)

↓クリックして全体をみる [PDF:1.89MB]

AMF2019チラシ画像

出演者プロフィール

Pisitakun KUANTALAENG|ピシタクン・クアンタレーング[バンコク]

Pisitakun氏プロフィール写真

2009年よりビジュアル・アートを始め、その後異なるメディア環境下でいかに表現が生成されていくのかに興味を持ち音楽を始める。歴史、合成音、楽器などさまざまなものが彼の曲のインスピレーションとなる。彼の実践は、2014年5月22日の軍事クーデターに際して発動された戒厳令下にある、同じタイのアーティストたちとは一線を画す。彼は政治的腐敗を単純に非難したり、程よい緩和剤を用いたりすることなく根本的でより本質的な価値観を問い、政治的想像力とアーティストとしての外的/内的葛藤を元に作品を作っている。

NGO Tra My|ゴー・チャー・ミー[ハノイ]

NGO Tra My氏プロフィール写真

ベトナムを代表するダン・バウ奏者の一人であり、その活動は伝統音楽、現代音楽、実験音楽の演奏だけにとどまらず、その研究や教育にも携わっている。現在はベトナム国立音楽院で教え、The Six Tones、The MMTM、The Thang Long Traditional Music GroupそしてVietnam Traditional Orchestraのメンバーでもある。Asian Traditional Orchestraや「One Asiaジョイントコンサート」でも代表を務め、2015年より「C asean Consonant Project」の音楽アドバイザーにも就任した。

Senyawa(Rully SHABARA & Wukir SURYADI)|スニャワ[ジョグジャカルタ]

Senyawa(Rully SHABARA & Wukir SURYADI)プロフィール写真
Photo by Helambang Jaluardi

ジョグジャカルタのスニャワはインドネシア伝統音楽の音世界を体現しつつエクスペリメンタル・ミュージックを実践しその両分野を革新する。彼らは前衛主義からの影響と自らの伝統文化を調和させることで現代を反映するような新しいインドネシア音楽を作り出している。ルリー・シャバラの拡張されたボーカル・テクニックとウキル・スリヤディーのモダン・プリミティブな自作楽器の激しい音が拮抗する中で、スニャワの独自のサウンドが生まれる。
公式サイト:http://senyawa.tumblr.com/

Dharma|ダルマー[シンガポール]

Dharma氏プロフィール写真
Photo by Josh Wells

シンガポールの前衛ロックバンドThe Observatoryのギタリストとして広く認識されている一方で、2015年以降はソロでの演奏に力を入れている。初期のスタイルはエフェクターを多く使用するものであったが、より質感豊かな音を求めてさまざまなオブジェクトを直接ギターにあてて演奏するようになり、その結果インダストリアルな音や神秘的な世界観へと向かうようなスタイルに到達した。『インターグラニュアル・スペース』は彼の初のソロアルバムであり、2019年4月に最新アルバム『エレクトリック・アニマニズム』を発表している。

Sheryl CHEUNG|シェリル・チャン[台北]

Sheryl CHEUNG氏プロフィール写真

「身体は情動によって絶え間無く演奏される楽器」というコンセプトをベースとし、実験的な作曲、抽象楽譜、そしてパフォーマンスを通して生命の物質性を追究する。彼女にとって積極的に聴くという行為が幼少期から移り住んできた多重な世界への認識を深めてきた。道教思想からの影響を身体テクノロジーとともに探究するアート・プロジェクト「lololol.net」の発起人の一人でもある。

Seljuk RUSTUM|セルジュク・ラスタム[コチ]

Seljuk RUSTUM氏プロフィール写真

インドのケララ州カヌール出身、コチを拠点にする画家、音楽家、キュレーター、録音エンジニア。パフォーミング・スペース「Forplay」と録音スタジオ「3:1Audiostation」のディレクターでもある。アルトサックスを中心にさまざまな楽器を演奏し、いくつかのバンドや音楽性を共有する仲間たちとの拡張し続けるコレクティブに参加している。独学による彼の音楽は視覚芸術の延長線上にあり、インド伝統音楽、アラブ音楽、フリージャズなどの要素を取り入れながらも爽快なノイズとシンプルなメロディーで構成される。

dj sniff[東京]

dj sniff氏プロフィール写真

アムステルダムSTEIM電子楽器スタジオで長年アーティスティック・ディレクターとしてリサーチ、キュレーション、レジデンシープログラムを任され、多くのコンサートおよびアーティストプロジェクトを手がける。演奏家としてはターンテーブルと独自の演奏ツールを組み合わせながらインプロビゼーションや電子音楽の分野で活動。2017年まで香港城市大學創意媒體學院で客員助教授を務め、現在は東京に拠点を移しAMFの共同ディレクターとして活動を続けている。
公式サイト:http://djsniff.com/

YUEN Chee Wai|ユエン・チーワイ[シンガポール]

YUEN Chee Wai氏プロフィール写真
Photo by Udo Siegfreidt

シンガポールを拠点とする音楽家、芸術家、デザイナー。文学的なモチーフや写像的な視点から着想を得る彼の音楽は、記憶と喪失、不可視性と不確定性への内省によって紡ぎ出される。多国籍即興グループFEN(Far East Network)のメンバーでありAMFの共同ディレクターも務める。またシンガポールの前衛ロックバンドThe Observatoryの中心メンバーでもあり、現在までに12枚のアルバムリリースに加え、「BlackKaji」や「Playfreelyフェスティバル」などの音楽イベントも精力的にオーガナイズしている。
公式サイト:http://www.theobservatory.com.sg/

大友良英[東京]

大友良英氏プロフィール写真

1959年横浜生まれ。10代を福島市で過ごす。常に同時進行かつインディペンデントに、即興演奏やノイズ的な作品からポップスに至るまで多種多様な音楽を作り続け、その活動範囲は世界中に及ぶ。また多くの映像作品の音楽を手がけ、TVドラマ「あまちゃん」の音楽での日本レコード大賞作曲賞など数多くの賞を受賞している。近年はさまざまな人たちとのコラボレーション・ワーク「アンサンブルズ」、障害のある子どもたちとの音楽ワークショップや一般参加型のプロジェクトなど音楽の枠にとどまらない活動にも力を入れている。AMFは日本とアジアの作家をもっと交流させたいという思いから大友が2005年に始めた企画である。
公式サイト:http://otomoyoshihide.com/

ANTIBODIES Collective[京都]

ANTIBODIES Collectiveのプロフィール写真

芸術と生活、記憶と歴史、そして個人と社会の新しい関係性を探求するさまざまな分野のスペシャリストたちの集合体として、音楽家・演出家のカジワラトシオと舞踊家・振付家の東野祥子によって、2015年結成。さまざまな鍛錬や境界がダイナミックに関わり合うコラボレーションの形態を発展させていくための環境を創り出し、そこに蓄積された体験を、舞台作品の上演やコミュニティー・ワークショップやアウトリーチといった行為へと結び付けていく。
公式サイト http://www.antibo.org/

石橋英子[東京]

石橋英子氏プロフィール写真

日本を拠点に活動する音楽家。シンガー・ソングライターであり、即興演奏、ダンスや演劇、映画、服飾ブランドとのコラボレーション、他のミュージシャンのプロデュース、そして舞台や映画の音楽制作も行う。ピアノ、シンセ、ドラム、フルート、ヴィブラフォン等を演奏するマルチ・プレイヤーでもあり、ジム・オルーク、山本達久とのバンド「カフカ鼾」での活動や星野源、坂本慎太郎、前野健太、七尾旅人などの作品にも参加している。
公式サイト:http://eikoishibashi.net/

角銅真実[東京]

角銅真実氏プロフィール写真

長崎県生まれ、音楽家、打楽器奏者。自身の声、マリンバをはじめとするいろいろな打楽器、言葉、身の回りの気になるあらゆるものを用いて、音楽といたずらを紡いでいる。2枚のソロアルバム発表に加え、バンドceroのアルバム制作やライブサポート、原田知世や石若駿の作品への歌詞の提供、海外の映画やアート・プロジェクトの音楽作りなど、演奏だけにとどまらない作家としての自由な表現活動を国内外で展開している。
公式サイト:https://manamikakudo.wordpress.com/

Killer Bong[東京]

Killer Bong氏プロフィール写真

最も黒い男。

坂口光央[東京]

坂口光央氏プロフィール写真

2008年より東京を中心に活動するキーボード・シンセ奏者。エフェクトをかけたキーボードや複数のシンセ、ピアノ、発信機材などを同時に操り、ソロでの即興演奏や実験的なプロジェクトでの演奏のほか、ハードコアバンドからポップスバンドのサポートまでその活動は多岐にわたる。これまでに3枚のソロアルバムに加え、stand alone-404やguru hostなどのグループでのリリース、またさまざまな音楽家とのコラボレーションを精力的に行っている。
公式サイト:http://enjyaqu.main.jp/

食品まつり a.k.a foodman[名古屋]

食品まつり a.k.a foodman氏プロフィール用画像

名古屋出身のトラックメイカー、絵描き。ジューク/フットワークを独自に解釈した音楽でニューヨークの<Orange Milk>よりデビュー。常識にとらわれない独自性あふれる音楽性が注目を集め、七尾旅人、あっこゴリラなどとのコラボレーションのほか、「Unsound」や「Boiler Room」「Low End Theory」への出演、Diplo主宰の<Mad Decent>からのリリース、英国の人気ラジオ局NTSで番組を持つなど国内外で活躍。
SoundCloud:https://soundcloud.com/shokuhin-maturi

本事業はbeyond2020の認証事業です。