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国際交流基金アジアセンターは、アジアの人々の間に共感や
共生の心を育むため、様々な分野で文化交流事業を実施しています。

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コンディション・レポート・プロジェクト in 山口 「呼吸する地図たち」

日本

国際交流基金アジアセンターが、山口情報芸術センター[YCAM]と共同で実施する本展は、マレーシアを拠点に活躍する演出家・リサーチャーのマーク・テを共同キュレーターに迎えて企画・開催します。
アジアにおける近代は西洋との交渉の過程と重なり、特に近代化の象徴的産物としての「地図」は、西洋の影響においてアジアの「国民」の創生、文化、経済、社会の変容を表出し、近代社会特有の空間概念や共同体意識を生み出す視覚的装置として機能してきました。タイの歴史学者であるトンチャイ・ウィニチャックンは、近代地理学の所産である「地図」によって、近代国家としてのタイの空間概念、共同体意識(国民意識)が形成されてきたと指摘し、その概念を「地理的身体(geo-body)」と称しています。 本展では、「地図」によって規定されてきた「地理的身体」を静的なものとして捉えるのではなく、「地図」と「地図」の間にある、さまざまな時層での社会の変容を読み解きつつ、人間のアクチュアルな身体的活動の集積から形作られる「生きた地理的身体」を探求するものです。

会場では、東南アジアと日本のアーティストたちが、各国の歴史、文化、政治、経済、具体的な日常生活など幅広い社会事象を独自の視点でリサーチし、自らの言葉で語りかけるレクチャー・パフォーマンス作品を中心に、映像インスタレーションなども展示します。 奇しくも本年は日本でも明治維新150周年を迎えます。出品作家の中にはYCAMが所在する山口の歴史的事象を起点として、日本の近代化の過程を再解釈した作品も出品されることになっています。どうぞご期待ください。

↓クリックして全体を見る[PDF:3.31M]

コンディションレポート「呼吸する地図たち」展チラシ画像

イベント詳細

会期 2018年12月15日(土曜日)から2019年3月3日(日曜日)
休館日 火曜日、年末年始 午前10時から午後8時
会場

山口情報芸術センター[YCAM] ホワイエ、スタジオB アクセス
山口県山口市中園町7-7 Googlemap

入場 無料
主催 国際交流基金アジアセンター、山口市、公益財団法人山口市文化振興財団
後援 山口市教育委員会
共同開発 YCAM InterLab
企画制作 山口情報芸術センター[YCAM]
問合せ 山口情報芸術センター[YCAM]
TEL:083-901-2222
国際交流基金アジアセンター 担当:古市
TEL:03-5369-6140
公式サイト 山口情報芸術センター[YCAM]

キュレーター

マーク・テ(Five Arts Centre 舞台演出家/マレーシア)
井高久美子(YCAMキュレーター)

アーティスト

ホー・ルイ・アン(シンガポール)
オクイ・ララ(マレーシア)
チ・トゥー(マレーシア)
カルロス・セルドラン(フィリピン)
ティタ・サリナ+イルワン・アフメット(インドネシア)
志賀理江子+清水チナツ+長崎由幹(日本)
高山明(日本)
やんツー(日本)

リサーチャーなど

ファリッシュ・ヌール(歴史学者、哲学家/シンガポール)
ジャネット・ピレイ(社会学者/マレーシア)
西尾佳織(劇作家/日本)
小原真史(写真家、キュレーター/日本)
古市保子(国際交流基金美術コーディネーター/日本)

イベント開催日

パフォーマンス/ウィークリーレクチャー

12月15日(土曜日)・16日(日曜日)・22日(土曜日)
1月5日(土曜日)・12日(土曜日)・19日(土曜日)・26日(土曜日)
2月9日(土曜日)・23日(土曜日)・24日(日曜日)

※最終的な参加者リストとイベント日程は、YCAMのウェブサイトをご参照ください。

本事業はbeyond2020の認証事業です。