ASIA center | JAPAN FOUNDATION

国際交流基金アジアセンターは、アジアの人々の間に共感や
共生の心を育むため、様々な分野で文化交流事業を実施しています。

MENU

VISUAL DOCUMENTARY PROJECT 2017

日本

予約申し込みは終了いたしました。

国際交流基金アジアセンターは、京都大学東南アジア地域研究研究所と共に、「Visual Documentary Project 2017」を開催します。本プロジェクトでは、東南アジアと日本の映像作家が制作する短編ドキュメンタリーを募集し、作品上映を通して東南アジア地域の現状を捉え、諸問題の解決へとつなげる試みを行っています。

2017年のテーマ:「東南アジアの都市生活」

2017年は「東南アジアの都市生活」をテーマとして、東南アジアの都市生活に見られる様々な表現をテーマとした短編ドキュメンタリー映像作品を募集しました。

上映作品選考には、カンヌ映画祭「ある視点部門」で監督作品がグランプリを受賞するなど、ドキュメンタリー映画を中心に国際的に高い評価を受けているカンボジアの巨匠・リティ・パン監督も参加し、選考委員によって公募作品の中から入選作品を厳選しました。

上映会は東京と京都の2会場で開催し、入選作品の上映にあわせて入選作品の監督と関係者が来日します。京都上映会のコメンテーターには国立民族学博物館准教授福岡正太氏をはじめとする東南アジア地域を研究されている研究者の方々と山形国際ドキュメンタリー映画祭・東京事務局の若井真木子氏を迎えてトーク・ディスカッションを行います。また、東京上映会のコメンテーターには日本映画大学教授・東京国際映画祭「アジアの未来」部門プログラミング・ディレクターの石坂健治氏と若井真木子氏を迎えて監督たちの制作動機や作品の背景に迫ります。映画鑑賞とあわせて、ぜひこの機会にご参加ください。

Visual Documentary Project 2017上映会
↓フライヤーはクリックで拡大します PDF(1.15MB)

Visual Documentary Project 2017

上映作品紹介

『しらさぎ』
2017年/マレーシア/23分
監督:ロー・ヨクリン

『しらさぎ』スチル

マレーシアのジョホールバルで水上生活を営む先住民セレタール人に関するドキュメンタリー。夫婦のアインとナシールを中心に、彼らが海から岸辺の村に移動したことが、ライフスタイルや生業にどのような影響を与えたかを映像で伝えている。急速な社会変化のなかで、コミュニティが柔軟性をもって対処し、不安定な未来に立ち向かう様子を描く。

『黄昏の郷愁』
2015年/インドネシア/23分
監督:ファジラ・アナンディヤ

『黄昏の郷愁』スチル
(C)FFTV IKJ 2015

このドキュメンタリーは、ガンバン・クロモンの演奏者であるゴーヨン氏が、自らの過去の栄光について思い起こす姿を繊細に描写している。一人の男性が音楽の保存のために一生を捧げた様子を取り上げることで、現代インドネシアが抱える伝統芸能存続の難しさを浮き彫りにする。

『ABCなんて知らない』
2017年/カンボジア/22分
監督:ソク・チャンラド&ノム・パニット

『ABCなんて知らない』スチル

カンボジアの首都プノンペンの路上のホームレスとして生きるある父子の姿を通して、彼らが抱える困難を映し出すドキュメンタリー。より良い未来を切り開くには教育が不可欠であることを示すとともに、ローン・ダラが息子を育てるために日々直面する試練をたどる。

『私たちのヤンゴン』
2017年/ミャンマー/28分
監督:シン・デウィ

『私たちのヤンゴン』スチル
(C)shindaewe2017

甚大な変化を遂げつつあるヤンゴンをユニークな視角から映し出す。和をもって生きることは生きる技である。都市の魅力は、抗しがたく誘惑的である。ヤンゴンは、農村からの移民にとって皆で暮らせば安全な砦となる。詩の朗読と、都市ヤンゴンの風景映像を織り交ぜるユニークな手法で、このドキュメンタリーは、希望や願望にあふれる都市に住む多様な人々が、心のなかで抱く葛藤や忍耐を描いている。

『密告』
2017年/フィリピン/23分
監督:カミール・サモンテ&パム・バレオ

『密告』スチル

ドゥテルテが権力の座について以来、フィリピンでは、政府による麻薬撲滅キャンペーンのもとで横行する毎夜の人斬りが人々を恐怖におとしめている。このドキュメンタリーは、愛する息子をこの闘いで失ったある家族が経験する苦境を描き、現在進行中のフィリピンにおける政治危機を、ある個人の視点から赤裸々に描いている。

プログラム

東京上映会

タイムスケジュール

  • 13時30分~ 作品上映(1)『しらさぎ』(監督:ロー・ヨクリン)
  • 14時15分~ 作品上映(2)『黄昏の郷愁』(監督:ファジラ・アナンディヤ)
  • 14時50分~ 作品上映(3)『ABCなんて知らない』(監督:ノム・パニット)
  • 15時25分~ 休憩
  • 15時35分~ 作品上映(4)『私たちのヤンゴン』(監督:シン・デウィ)
  • 16時15分~ 作品上映(5)『密告』(監督:エードリア・カミール L. サモンテ、ニコール・パメラ・M・バレオ)
  • 16時50分~ ディスカッション

登壇者

  • 『しらさぎ』
    監督:ロー・ヨクリン
    撮影: チー・ウェイ・シン
  • 『黄昏の郷愁』
    監督:ファジラ・アナンディヤ
    音響デザイン: アンドリュー・サプトロ
  • 『ABCなんて知らない』
    監督:ノム・パニット
  • 『私たちのヤンゴン』
    監督:シン・デウィ
    撮影: コー・オー
  • 『密告』
    監督:エードリア・カミール L. サモンテ、ニコール・パメラ・M・バレオ

コメンテーター

  • 石坂健治(日本映画大学教授)
  • 若井真木子(山形国際ドキュメンタリー映画祭・東京事務局)
日時 2017年12月9日(土曜日)13時30分~18時(13時開場)途中入退場可
会場

国際交流基金ホール[さくら] アクセス

東京都新宿区四谷4-4-1 google map

入場料 無料(定員: 100名) 注:予約優先
予約方法 注:予約申し込みは終了いたしました。

メールにて、お名前及びご所属とご連絡先を明記の上、件名を「VDP2017 東京上映会参加」とし、以下のアドレスjfac_vdp_info@jpf.go.jpまでお知らせください(12月7日締切)
注:当日参加もお席がある場合受け付けますが、ご予約の方優先となります。

言語 日英逐次通訳 日英字幕付き
主催 国際交流基金アジアセンター
共催 京都大学東南アジア地域研究研究所
問い合わせ 03-5369-6140 担当:滝本
jfac_vdp_info@jpf.go.jp

京都上映会

タイムテーブル

  • 13時30分~ 表彰式
  • 14時~ 作品上映(1)『しらさぎ』
  • 14時35分~ 作品上映(2)『黄昏の郷愁』
  • 15時10分~ 作品上映(3)『ABCなんて知らない』
  • 15時45分~ 休憩
  • 15時55分~ 作品上映(4)『私たちのヤンゴン』
  • 16時35分~ 作品上映(5)『密告』
  • 17時10分~ ディスカッション

登壇者

  • 『しらさぎ』
    監督:ロー・ヨクリン
    撮影: チー・ウェイ・シン
  • 『黄昏の郷愁』
    監督:ファジラ・アナンディヤ
    音響デザイン: アンドリュー・サプトロ(
  • 『ABCなんて知らない』
    監督:ノム・パニット
  • 『私たちのヤンゴン』
    監督:シン・デウィ
    撮影: コー・オー
  • 『密告』
    監督:エードリア・カミール L. サモンテ、ニコール・パメラ・M・バレオ

コメンテーター

  • 福岡正太(国立民族学博物館 准教授)
  • 小林知(京都大学東南アジア地域研究研究所 准教授)
  • 山本博之(京都大学東南アジア地域研究研究所 准教授)
  • 川本佳苗(龍谷大学)
  • 日下渉(名古屋大学大学院 准教授)
  • 若井真木子(山形国際ドキュメンタリー映画祭・東京事務局)
日時 2017年12月7日(木曜日)13時30分~18時(13時開場)途中入退場可
会場

京都大学東南アジア地域研究研究所 稲盛財団記念館3階 大会議室 アクセス

京都市左京区吉田下阿達町46 google map

入場料 無料 注:予約不要
言語 日英逐次通訳 日英字幕付き
主催 京都大学東南アジア地域研究研究所
共催 国際交流基金アジアセンター
問い合わせ vdp@cseas.kyoto-u.ac.jp

Visual Documentary Project2017 上映会情報ページ
 Visual Documentary Projectロゴ

Visual Documentary Projectとは

東南アジアは、多様な民族、宗教、文化で構成されています。その多様性を共存させつつ、地域全体としては経済的な前進を遂げ、人、モノ、カネ、情報の流れのハブとなっています。しかし、同時に、熱帯林の減少や生物多様性の危機、災害、疫病、高齢化、民族や宗教の抗争、経済的階層化と貧困など、多くの問題をも抱えています。

このような多様性の中で、人々はどのように共存し、社会の持続性を維持しているのでしょうか。人々の日々の生活を支える地域の社会基盤を、どうすれば公的な資源にできるのでしょうか。そして、それらを既存のガバナンス・システムと組み合わせて諸問題の解決につなげるには、どうすればよいのでしょうか。

Visual Documentary Projectは、これらの疑問への答えを東南アジアの現状に即して見いだすために、2012年、京都大学東南アジア地域研究研究所が開始したプロジェクトです。2014年度から、国際交流基金アジアセンターも共催者として加わり、作品を通して東南アジア地域の現状を捉え、諸問題の解決へとつなげる試みを行っています。

Visual Documentary Project 公式Webサイト
Visual Documentary project Logo

国際交流基金アジアセンターは、京都大学東南アジア地域研究研究所と共に、東南アジアと日本の映像作家が制作する短編ドキュメンタリーを募集し、作品上映を行う「Visual Documentary Project」を実施しています。
2017年のテーマは「東南アジアの都市生活」です。

VISUAL DOCUMENTARY PROJECT 2017概要

公募情報 注:応募は締め切りました

作品公募期間 2017年6月1日(木)~2017年9月1日(金)
募集テーマ 東南アジアの都市生活
応募資格 東南アジアまたは日本国籍を持つ監督の作品であること。
上映時間が30分以内であること。
応募方法 下記ウェブサイトにて募集要項の詳細をご確認のうえ、同サイトのオンラインフォームよりお申し込みください。

https://vdp.cseas.kyoto-u.ac.jp/requirements/

入選作品 選考委員会にて審査のうえ作品を決定します。
入選作品の監督を2017年12月に京都および東京で開催される上映会へ招待いたします。
結果通知 2017年10月中旬頃、電子メールにて通知します。
主催 国際交流基金アジアセンター、京都大学東南アジア地域研究研究所
協力 Yangon Film School、 Documentary Arts Asia、WATHANN FILM FESTIVAL、In-Docs、 Bophana Audiovisual Resource Center、Viddsee
公式サイト https://vdp.cseas.kyoto-u.ac.jp/
お問い合わせ E-mail: vdp@cseas.kyoto-u.ac.jp

本事業はbeyond2020の認証事業です。