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インドネシアのFilosofi Kopi――映画を軸にした新たな展開

Interview / 第29回東京国際映画祭

『珈琲哲學』の続編と今後の活動について

アンガ:続編の舞台は本作の2年後で、コーヒー業界も変化しつつあります。カフェFilosofi Kopiはいまや伝説となり、ベンたちは店を閉め、車でインドネシア中を巡りコーヒーを売っています。あるとき、一緒にやってきた仲間が全員辞めることになります。仲間たちは2年間ジョディとベンの夢につき合ったわけですが、彼らにもそれぞれの夢がある。だからいつまでもジョディやベンと一緒にはいられない。そこで、ジョディとベンはジャカルタに戻り、Filosofi Kopiをカフェとして再開することに決めます。しかし、ジョディは2年間の巡業で、ビジネスマン的な考え方をしてこなかったので、肝心の資金を使い果たしてしまった…。このような、ジャカルタの変わりつつあるコーヒー文化の中で、新しい投資家や仲間を探して、Filosofi Kopiをどう再建していくかという話になります。

AC:リオさんとチコさんは役者として、今後どのような役を演じてみたいですか?

リオ:まだまだこれから自分で探るべきこと、学ぶべきことがたくさんあります。今までやったことがない役に挑戦したい、何か変わったことをやりたいと思いますが、まだその探求の途上です。

チコ:とても難しい質問ですが、私が演じることが好きなのは、演じることで人間について常に新しい何かを学ぶからです。役柄を作り上げるというプロセスが、とても好きなんです。もちろん、その作品がよい映画かどうかは、脚本にかかっていますが。

アンガ:インドネシアの映画産業はかなり大きいですが、それを支える人材が不足しています。特に、よい脚本家は両手で数えられる程です。脚本を書くのがお好きでしたら、インドネシアに行けば、たくさん仕事があると思いますよ(笑)。

AC:本日は貴重なお話をありがとうございました。

アジアハンドレッズインタビューにてチコ・ジェリコ、アンガ・ドゥイマス・サソンコ、リオ・デワント

【2016年11月2日(水)六本木アカデミーヒルズにて】


編集:西川亜希(国際交流基金アジアセンター)
写真:平岩亨