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国際交流基金アジアセンターは、アジアの人々の間に共感や
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「DANCE DANCE ASIA―Crossing the Movements ハノイ&バンコクツアー2019/響きあうアジア2019」開催レポート

2019年10月から11月、「響きあうアジア2019」の一つとして、DANCE DANCE ASIAハノイ&バンコクツアーを開催いたしました。
今回のツアーでは、2019年7月の「響きあうアジア2019」東京公演で好評を博した5つのダンス作品のうち、3T (ベトナム)、Nikii(タイ)、kEnkEn(日本)がそれぞれ振付・演出を務める3作品を上演しました。DANCE DANCE ASIAのハノイでの公演は2015年、2017年に続いて3回目、バンコクでの公演は2015年に続いて2回目となりましたが、今回も熱烈な歓声の中、日本と東南アジア6か国から集まった気鋭のダンサーによる個性あふれるパフォーマンスが繰り広げられました。

また、公演に先立ち、出演者・演出家・振付家によるダンスワークショップも実施しました。
ハノイでは、3Tがリーダーを務めるダンスグループS.I.N.Eのスタジオにて、ブレイクダンス、ヒップホップ、そして演劇的な要素を取り入れたTheatre Danceのワークショップを開催。子供から大人まで100人以上の参加者が集まり、会場は終始熱気に包まれていました。特に難しい技の多いブレイクダンスのワークショップでは、3人の講師のグループに分かれ、1人ずつ丁寧な指導を行いました。ワークショップ後には、講師たちによるトークイベントも開催、現地の若きダンサーたちが熱心に耳を傾けていました。

写真1
演劇の要素を取り入れたワークショップ/講師:スズキ拓朗

そしてハノイ公演本番、過去2回のツアーに続き、今回も公演会場となった青年劇場は多くのお客様で賑わい、立ち見のお客様もいらっしゃるほどの大盛況となりました。作中、観客がステージに上がってダンサーと共に踊るシーンでは、たくさんの子供たちが積極的に参加し、舞台と客席が一体となって盛り上がりました。

写真2
『Inception-A dream within a dream within a dream within a dream…』
振付・演出:Nikii(タイ)、振付・演出補佐:スズキ拓朗(日本)
Photo: KAMIYAMA Yosuke

バンコクでは、6月にオープンしたばかりのHost Bangkokというスタジオで、ブレイクダンス、ヒップホップ、ハウスのワークショップを3夜連続で開催しました。高い天井に白を基調とした開放的なスペースの中、初心者からダンス経験者まで様々な参加者が、のびのびとダンスを通した交流を楽しみました。

写真3
ヒップホップワークショップ/講師:Nikii(タイ)、kEnkEn(日本)
Photo: Buranapat Wongcharoenchai

バンコク公演の会場はシーナカリン大学内ということもあり、開演前のロビーは多くの学生たちで賑わいを見せていました。ハノイ公演同様、会場全体を巻き込むパフォーマンスによって、ステージ上の出演者と観客の間で良いエネルギーの交換が沸き起こり、あたたかな歓声のもと、両都市でのツアーは幕を閉じました。

写真4
『What if… Just dance』
振付・演出:3T(ベトナム)、振付・演出補佐:KATSUYA(日本)
Photo: KAMIYAMA Yosuke
写真4
『free-style』
振付・演出:kEnkEn(日本)、振付・演出補佐:アベ カホ(日本)
Photo: Purin Chawarattanawong

DANCE DANCE ASIAは、ストリートダンスを軸としたパフォーミングアーツ作品の制作を通してアジア域内のダンサーの交流と新たな文化の創造を目指すプロジェクトです。国際交流基金アジアセンターと株式会社パルコ主催・企画により、2014年にスタートしました。2020年2月13日(木曜日)には、DDAの5年間の活動を振り返り、ストリートダンスの国際共同制作の可能性について考えるトークイベントを開催予定です。

トークイベント「『DANCE DANCE ASIA–Crossing the Movements(DDA)』ストリートダンスによる国際共同制作プロジェクトの最新動向」

これまでにDDA公演をご覧いただいた方も、初めての方も、多くの皆様のお越しをお待ちしております!