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国際交流基金アジアセンターは、アジアの人々の間に共感や
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第32回東京国際映画祭「国際交流基金アジアセンター特別賞」はレザ・ジャマリ氏に決定!

国際交流基金アジアセンターは、「第32回東京国際映画祭」と連携し、「『アジアの未来』部門 国際交流基金アジアセンター特別賞」を、出品作品『死神の来ない村』を監督したレザ・ジャマリ氏に授与することに決定いたしました。本賞は、文化の違いを越え、国際的な活躍が期待される新鋭監督に贈られるものです。授賞式では、国際交流基金アジアセンター部長の古屋昌人よりトロフィーを授与いたしました。

国際交流基金アジアセンター特別賞は、文化の違いを越え、国際的な活躍が期待される新鋭監督に贈られます。今年の審査委員は、エレナ・ポラッキ(ヴェネチア映画祭プログラマー)、ピムパカー・トーウィラ(映画監督/プログラムディレクター)、中村義洋(映画監督)の3名が担当。受賞者には、トロフィーとともに、副賞として日本短期滞在の機会が贈呈されます。

受賞監督:レザ・ジャマリ氏について

1978年イラン、アルダビールに生まれる。映画制作を学んだ後、数多くの短編映画を監督し、国内外の映画祭に入選、多数の映画賞に輝いた。本作が初長編監督作である。

レザ・ジャマリ監督 コメント

ありがとうございます。大変うれしく思います。これは私のデビュー作であり、今回がワールドプレミアとなりました。東京国際映画祭でこのような賞をいただくことは大変光栄です。プロデューサーのサルマン・アッバシさんがいなければこの作品は出来上がりませんでしたので、大変感謝しています。そして、苦しい日々をともに過ごしてくれた自分の妻にも感謝しています。私は時差ボケで2時間程度しか眠れなかったのですが、賞を受賞して今夜も眠れないと思います。本当にありがとうございました。

審査委員代表・総評

審査員3名が満場一致で、特に惹かれて感動させられた作品に賞を贈ることに決定しました。私たちはこの才能あふれる監督に出会えたことを、とても幸運に感じますし、賞を贈ることで監督の将来に期待を寄せています。映画製作において国際的に活躍していくと確信しております。作品の普遍性と、幻滅する環境から希望を与える生命力を生み出した監督の手法を高く評価しました。

エレナ・ポラッキ(ヴェネチア映画祭プログラマー)

『死神の来ない村』(2019、イラン)スチル

東京国際映画祭出品作:『死神の来ない村』(2019、イラン)
45年間ひとりの死者も出ない村はいまや老人ばかり。100歳のアスランと仲間たちは、もはや自殺しかないと考え始めるが…。短編で腕を磨いたレザ・ジャマリ、待望の長編デビュー作は寓意に満ちた大人のドラマ。
https://2019.tiff-jp.net/ja/lineup/film/32ASF05