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国際交流基金アジアセンターは国の枠を超えて、
心と心がふれあう文化交流事業を行い、アジアの豊かな未来を創造します。

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UMITOMACHI My neighbour’s port

日本

国際交流基金アジアセンターは、一般社団法人ペンシーとの共催で、2021年10月から2022年2月まで、宮城県気仙沼市とインドネシア・フィリピン・台湾の港を繋ぐ多文化共生プロジェクト「UMITOMACHI My neighbour’s port」を実施しています。
宮城県気仙沼市は、日本を代表する遠洋漁業の基地として歴史的に世界と深い関わりを持ってきました。現在は、アジア各国から技能実習生を受け入れ、多くの外国人が生活する姿を見ることができます。
このプロジェクトでは、気仙沼とインドネシア、フィリピン、台湾の港町をオンラインで結び、港や海をテーマとした交流イベントを複数回実施します。また、各地をオンラインで繋いだミニフェスティバルを開催します。
気仙沼に暮らす人々とアジアの都市が緩やかにつながり、海と深い関わりを持つそれぞれの地域の歴史・暮らし・文化を共有しながら、交流の輪を広げていきます。

【事業詳細】
UMITOMACHI My neighbour’s port ウェブサイト

プレゼンター

インドネシア(ジャカルタ)

アティナ ディンダ N.イブラヒム(オンラインメディアライター、CAST Foundationスタッフ)

アティナ ディンダ N.イブラヒムさんの写真

幼少期からのさまざまな国での在住をきっかけに、異文化、特にアートやデザインに興味を抱き、アート、デザイン分野のオンラインメディアライター、クリエイティブファシリテーターとして活動。2018年、奈良県奥大和で開催された「DESIGN CAMP OKUYAMATO」(「DOOR to ASIA」(国際交流基金主催)の派生プログラム)に参加し、地元の事業者宅でのホームステイを通じ、デザイン制作・提案を行った。現在はCAST Foundation (Culture-文化, Arts-芸術, Science-科学, Technology-技術)に勤務、また英国やインドネシアの文化関連団体で、芸術プログラムの立ち上げやマネージメントにも携わっている。

フィリピン(セブ)

ジョハナ・ベラスコ・ドイチュ/マーク・ドイチュ(Happy Garajeスタジオ主催(代表))

ジョハナ・ベラスコ・ドイチュさんとマーク・ドイチュさんの写真

フィリピンのセブを拠点に活動するアーティスト兼デザイナー。「Happy Garaje」スタジオ名で、グラフィックデザイン、絵画、おもちゃ制作、絵本のイラストなど、多岐にわたるプロジェクトを手がけている。2019年、「DOOR to ASIA」初の海外プロジェクト(フィリピンのバターンで開催)に参加。同年、岩手県陸前高田や宮城県気仙沼を訪れた。「Cebu Design Week」、「セブ文学フェスティバル」、「One Town One Product プログラム」など、地域に密着した場への参加をベースとしつつも、様々な地域の人との活動を展開している。夢を持つこと、楽しむこと、自由に話すことを促すような作品・体験づくりを目指す。

台湾(花蓮)

廖品淨(ジン)(ニンジン株式会社 代表)

ジンさんの写真

台湾花蓮市出身。2016年~2018年慶応義塾大学大学院で「アートツーリズムによる地域活性化」を研究。2017年の「DOOR to ASIA」に通訳コーディネーターとして参加し、宮城県気仙沼を訪れた。2019年にニンジン株式会社(Carrot NinJin Corporation)を起業、台湾各地の伝統工芸商品や台湾のブランドセレクト商品の紹介・販売を行っている。また現在は、台湾のアートやデザインの日本向けPRや日台コラボレーション企画を手掛ける傍ら、空き家となった曾祖母宅をスタジオとして再生するなど、地元花蓮の地域活性化を目指す活動も行っている。

日本(気仙沼)

鈴木 歩(一般社団法人ペンシー代表)

宮城県気仙沼市出身。中学卒業後、仙台の高校(デザイン学科)から山形の美大に進学。デザイナーを志し、上京。パッケージデザインやファッション雑貨のデザイナーとして活躍した後、2013年に地元でデザイナーを募集していたのをきっかけにUターンする。以来、地域の商品パッケージやWEBデザインを多く手掛ける。2017年にデザイン会社・ペンシー(pensea)を設立してからは、地域の子どもたちにデザイン教育も行っている。

共催団体

一般社団法人ペンシー

一般社団法人ペンシーの集合写真

「誰もが自由に表現できる世界に」をテーマに、東日本大震災をきっかけとし2014年にデザイン事務所としてスタート。地方において「デザイン」が果たす役割が重要視されてきている中、この流れを次世代につないでいくため、2017年より子どもたちを対象にしたデザイン教育事業をスタートした。子どもたちのデザインをNPOや企業と連携しながら、地域の大人の方々にも活用できる仕組みづくりをしている。

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