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国際交流基金アジアセンターは国の枠を超えて、
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「Creators' Cradle Circuit at――あるアイデアとして」 TPAM 2018にて (Next Generation: Producing Performing Arts)

日本

アジアの同時代舞台芸術を担う次世代育成プログラム「Next Generation: Producing Performing Arts」(国際交流基金アジアセンター主催)の参加者たちが、アジアの新しい舞台芸術のためのトランスナショナルなプラットフォームであるモバイル・フェスティバル「Creators’ Cradle Circuit」のアイデアについて話します。
これは、自分たちの地域の若手アーティストと作品を育て、国際的に発表する機会の創出を目指して、彼らがデザインしたものです。ここでは特にキュレーション、文脈化、クリエーションの3つのプロセスに着目します。
作品の上演やプロデュースについて、キュレーター、観客、アーティストが効果的かつ批判的に向き合うための鍵として位置づけ、来場者とともに議論します。

Next Generation: Producing Performing Arts参加者

スカール・プトゥリ・ハンダヤニ

スカール・プトゥリ・ハンダヤニ
インディペンデントのプロデューサー(2014年~)、インドネシア・ソロのパブリック・アート・スペース「Rumah Banjarsari」のジェネラル・マネージャー(2017年~)を務める。特にダンスにフォーカスし、リサーチに基づく、スクリプト素材と探求型即興を融合する作品に取り組んでいる。

ソー・チョン・ホン

ソー・チョン・ホン
マレーシアのNew Era Collegeで演劇を専攻。ステージ・パフォーマンスとイベントのコンサルタント会社「Jog&Giggle Production」取締役。舞台芸術がコミュニティと交流し創造性を刺激するパワフルなツールであることを信じて、熱心に取り組んでいる。

松本千鶴
© Julien Lambert

松本千鶴
高知県立美術館にて舞台芸術の企画制作担当(2016年~)。ロンドン大学セントラルス クールオブスピーチアンドドラマ校舞台美術修士過程修了後、NPO法人魁文舎にて制作経験を積む(2009年~2015年)。コンテンポラリーダンサーのマネジメントや公演制作、オールジャンル型の新進振付家のためのフェスティバルNEXTREAM21運営を担当。フリー転身後はDanceNew Air等にて招聘事業を担当。

フィー・フィー・アイン・グエン

フィー・フィー・アイン・グエン
ハノイでジュークボックス・ミュージカルのシリーズの台本執筆、演出、プロデュースを手掛け、高く評価され商業的にも成功(2012年~2017年)。その先駆的な業績によって、2015年に「フォーブス」誌ベトナム版の「30 Under 30」の1人に選ばれる。現在Vintata Animation Studioで取締役兼現場責任者。

アンドレイ・ニコライ・パミントゥアン

アンドレイ・ニコライ・パミントゥアン
複合ジャンル的国際アートフェスティバル「フリンジ・マニラ」のディレクター、設立者(2015年~)。現在、コンテンポラリー・パフォーマンスとインターディシプリナリー・アーツに取り組むハブ「Pineapple Lab」のクリエイティブ・ディレクターを務める。マニラと米国を行き来しながら、非営利の演劇、フェスティバル、文化団体、その他 芸術関係の分野で様々な役職を担う。

椙山由香

椙山由香
ロンドン大学クィーンメアリー校パフォーマンス学修士課程修了。帰国後、Festival / Tokyoで、プログラムリサーチと海外演目を担当(2012年~2014年)。現在、Slow Labelでプロジェクトマネージャーを務める。演劇批評家の鴻英良氏の講義シリーズ「猿の演劇論」を主催。国際共同企画「Saloon Tokyo」も展開中。

ポーンチットラー・ウォンシーサワット

ポーンチットラー・ウォンシーサワット
マス・コミュニケーション・テクノロジーを学び、タイの制作会社で働く。アシスタント・プロデューサーとして舞台芸術の世界に入り、ダンスフェスティバルのヴィジュア ルメディア素材を制作(2013年~2015年、2017年)。現在、作家ウティット・ヘーマムーン等のタイのアーティストと岡田利規との国際共同制作プロジェクトにアシスタント・プロデューサーとして関わっている。

山﨑健太

山﨑健太
演劇研究・批評。早稲田大学演劇博物館助手。演劇批評誌『紙背』編集長。arts capeで短評連載(http://artscape.jp/report/review/author/10141637_1838.html)。
CoRich舞台芸術まつり!審査員(2017年、2018年)。SFマガジンで「現代日本演劇のSF的諸相」連載(2014年2月~2017年2月)。

詳しくはTPAM 2018の「Creators' Cradle Circuit――あるアイデアとして」ページをご覧ください。

↓クリックで拡大(PDF:725kb)

イベント詳細

日時 2018年2月17日(土曜日)16時30分~19時
会場

BankART Studio NYK 2F ライブラリー  アクセス

〒231-0002 横浜市中区海岸通3-9 google map

料金 無料、予約不要
言語 英語(通訳なし)
主催 国際交流基金アジアセンター
お問合せ 国際交流基金アジアセンター
担当:山口
TEL:03-5369-6140
FAX:03-5369-6141
E-mail:acinfo@jpf.go.jp

Next Generation: Producing Performing Arts次世代舞台芸術制作者等育成事業

アジアの同時代舞台芸術を担う次世代育成プログラムNext Generation: Producing Performing Artsは、世界の観客へ向けたアジアの現代舞台芸術作品の創造的プロセスと発表に挑む東南アジアと日本の若手プロデューサーのためのプログラムです。プロデューサー、プロダクションマネージャー、プレゼンター、キュレーター、ドラマトゥルグや批評家など、アーティスト、作品、観客と社会の間に建つ仲介者としての役割を持つ人々を対象としています。本プログラムは、新しい価値を作り出し、より多くの観客と共有するとともに、社会文化的な境界を超えることで、コラボレーションや共同制作を促進すること、ひいては、アジアの舞台芸術創出のための継続的な基盤を強化することを目的としています。