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国際交流基金アジアセンターは国の枠を超えて、
心と心がふれあう文化交流事業を行い、アジアの豊かな未来を創造します。

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国際交流基金アジアセンター×東京国際映画祭co-presentトークシリーズ「アジア交流ラウンジ」

日本

2021年2月19日(金曜日)追記
「アピチャッポン・ウィーラセタクン×富田克也・相澤虎之助」のアーカイブ映像を公開しました。公開期間は2月25日までです。
「アピチャッポン・ウィーラセタクン×富田克也・相澤虎之助」
「モーリー・スリヤ×ヤン ヨンヒ」
「リティ・パン × 吉田喜重」
「ツァイ・ミンリャン × 片桐はいり」
「ジャ・ジャンクー × 黒沢清」
「ホアン・シー × 是枝裕和」
「キム・ボラ × 橋本愛」
特別セッション「映画の未来と配信」

国際交流基金アジアセンターは、11月1日(日曜日)から8日(日曜日)にかけて、トークシリーズ「アジア交流ラウンジ」を開催します。アジア各国・地域を代表する映画監督と、第一線で活躍する日本の映画人とのオンライン・トークを毎日発信します。本事業は、第33回東京国際映画祭(Tokyo International Film Festival:以下、TIFF/10月31日(土曜日)~11月9日(月曜日))の一環として実施するものです。

アジアセンターとTIFFは、2014年から共催でアジアに焦点を当てた映画交流の取り組みを続けてきました。映画をめぐる環境が世界規模で大きな困難に直面している2020年、アジアの映画人が対話により相互の理解と絆を深め、これからの映像文化を考察するための新たな事業を実施します。

本事業は世界的に活躍する是枝裕和監督が発案し、検討会議メンバーと共に企画。当初は、各国の映画人が自由に交流できるリアルなラウンジを構想していましたが、今年はオンライン形式となり、豪華ゲストが様々なテーマでトークを展開します(通訳あり)。国を越えた人の移動が制限され、映画の製作、上映、そして映画人同士の交流や協働のあり方が従来と全く異なる状況にある中、アジアの映画人たちは今、何を思うのか、何処を目指すのかを語り合います。またライブ配信の特性を活かし、世界中からの質問も受け付けます。ぜひこの機会にご参加ください。

「アジア交流ラウンジ」予告

配信日時・登壇者ラインナップ

トークシリーズ「アジア交流ラウンジ」

開催期間 2020年11月1日(日曜日)から11月8日(日曜日)
言語 日本語・英語への逐次通訳あり。
※11月4日(水曜日)は日本語のみで配信。
視聴方法 Zoomビデオウェビナーによる視聴(登録無料)。
主催 国際交流基金アジアセンター、東京国際映画祭
問合せ asialounge2020@tiff-jp.net
ハローダイヤル:03-5777-8660(8時~22時)

「アジア交流ラウンジ」検討会議メンバー

石坂健治(東京国際映画祭シニア・プログラマー/日本映画大学教授)
市山尚三(東京フィルメックス ディレクター)
是枝裕和(映画監督)
土田環(山形国際ドキュメンタリー映画祭プログラムコーディネーター/早稲田大学講師(専任))
福間美由紀(株式会社分福 プロデューサー)

「第33回東京国際映画祭」開催概要

開催期間 2020年10月31日(土曜日)から11月9日(月曜日)
会場 六本木ヒルズ、EX シアター六本木(港区)、東京ミッドタウン日比谷 日比谷ステップ広場、東京国際フォーラム(千代田区)、ほか都内の各劇場および施設・ホール
主催 公益財団法人ユニジャパン(第33回東京国際映画祭実行委員会)
共催 経済産業省(TIFFプラス)、国際交流基金アジアセンター(アジア映画交流事業)、東京都(TOKYOプレミア2020部門、ユース部門)
公式サイト 第33回東京国際映画祭

登壇者プロフィール

キム・ボラ(映画監督)

キム・ボラさんのプロフィール写真

1981年ソウル生まれ。東国大学映画映像学科卒業、コロンビア大学大学院映画学科修了。短編『リコーダーのテスト』(11)は全米監督協会の最優秀学生作品賞をはじめ受賞多数、注目を集める。長編デビュー作『はちどり』(18)は釜山国際映画祭NETPAC賞・観客賞を受賞。その後、同作品はベルリン国際映画祭(ジェネレーション14プラス部門)審査員大賞、韓国版オスカー「青龍映画賞」最優秀脚本賞など、世界中の主要映画祭で50を超える賞を獲得した。

橋本 愛(女優)

橋本愛さんのプロフィール写真

1996年熊本県生まれ。映画『告白』(10/中島哲也監督)に出演し、注目を集める。『桐島、部活やめるってよ』(12/吉田大八監督)でキネマ旬報ベスト・テン新人女優賞、日本アカデミー賞新人俳優賞などを受賞。NHK連続テレビ小説『あまちゃん』(13)でエランドール賞新人賞を受賞。2015年、主演2作品『リトル・フォレスト』(14/森淳一監督)『ワンダフルワールドエンド』(15/松居大悟監督)にてベルリン国際映画祭に初参加。映画のみならず、テレビドラマやアニメ、演劇など多方面で活躍中。2021年NHK大河ドラマ『青天を衝け』に出演予定。

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ホアン・シー(映画監督/脚本家)

ホアン・シーさんのプロフィール写真
Photo courtesy of Taipei Golden Horse Film Festival Executive Committee

1975年台北生まれ。ニューヨーク大学ティッシュ・スクール・オブ・アーツ卒業。2001年に台湾へ戻り、「三視多媒體」に入社。ホウ・シャオシェン監督初期TVCMの数々の名作や『憂鬱な楽園』(96)でプロダクション・アシスタントを、同監督による『黒衣の刺客』(15)で助監督を務める。『台北暮色』(17)で監督デビューを果たす。同作品は台北映画祭、台北金馬映画祭ほか各国映画祭での受賞多数。

是枝 裕和(映画監督)

是枝裕和さんのプロフィール写真
©Laurent Champoussin

1962年東京生まれ。1987年早稲田大学第一文学部卒業後、テレビマンユニオンに参加し、主にドキュメンタリー番組を演出。2014年に独立し、制作者集団「分福」を立ち上げる。主な監督作品に、『誰も知らない』(04/カンヌ国際映画祭最優秀男優賞)、『そして父になる』(13/カンヌ国際映画祭審査員賞)、『万引き家族』(18/カンヌ国際映画祭パルムドール、第91回アカデミー賞外国語映画賞ノミネート)、日仏合作『真実』(19/ヴェネチア国際映画祭オープニング作品)。次回作は、自身初となる韓国映画『ブローカー』(仮)(ソン・ガンホ、カン・ドンウォン、ぺ・ドゥナ出演、2021年撮影予定)。

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アピチャッポン・ウィーラセタクン(映画監督)

アピチャッポン・ウィーラセタクンさんのプロフィール写真
Photo by Sean Wang

1970年バンコク生まれ。タイ東北部コンケーンで育つ。1994年、映画・映像制作を始める。2000年、自身初の長編作品を完成。また1998年以来、世界各国で展覧会やインスタレーションを展開。しばしば非直線的で、転位の強い感覚を伴う作品は、記憶、個人レベルのポリティクス、社会的な問題を密やかな形で扱う。数々のアートプロジェクトや劇映画は、カンヌ国際映画祭(審査員賞、パルムドール)をはじめ受賞多数。2016年、テート・モダン(ロンドン)にて映画作品の回顧展。また、プロジェクション・パフォーマンス『フィーバー・ルーム』は世界中の主要芸術祭で上演されている。最新の映画作品『メモリア』(20)はコロンビアを舞台にイギリスの女優ティルダ・スウィントンを主演に迎える。

富田 克也(映画監督)

富田克也さんのプロフィール写真
Photo by Takahiro Yamaguchi

1972年山梨県生まれ。脚本家・映画監督の相澤虎之助らとともに映像制作集団・空族(くぞく)を立ち上げ、「作りたい映画を勝手に作り、勝手に上映する」をモットーに活動。代表作に郊外都市の荒んだ若者を描いた『国道20号線』(07)、寂れゆく日本経済を背景に、肉体労働者、移民、そしてヒップホップで奏でる『サウダーヂ』(11)。またタイおよびラオスにて長期滞在制作を行った『バンコクナイツ』(16)では、20世紀のインドシナ半島での戦争の傷跡をトレースしつつ、複層的な物語構成によって、東南アジアから現代日本を逆照射した。

相澤 虎之助(映画監督/脚本家)

相澤虎之助さんのプロフィール写真

1974年埼玉県生まれ。早稲田大学シネマ研究会を経て空族に参加。『国道20号線』(07)『サウダーヂ』(11)『チェンライの娘』(12)『バンコクナイツ』(16)『典座-TENZO-』(19)など富田克也監督作品の共同脚本を務めている。監督作に、『バビロン2 -THE OZAWA-』(12)など。瀬々敬久監督と共同脚本を務めた『菊とギロチン』(18)で、キネマ旬報ベスト・テン日本映画脚本賞を受賞。

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河村 光庸(株式会社スターサンズ代表取締役)

1949年東京生まれ。2008年にスターサンズを設立後、洋画配給の傍ら邦画製作・配給に力を注ぎ、数々の話題作を世に送り出す。2019年公開の『新聞記者』では第43回日本アカデミー賞最優秀作品賞、最優秀主演男優賞、最優秀主演女優賞を受賞、個人としても同作で新藤兼人賞プロデューサー賞及び藤本賞を受賞。『i-新聞記者ドキュメント-』(19)は東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門作品賞を受賞。プロデュース作品として佐藤快磨監督『泣く子はいねぇが』、藤井道人監督『ヤクザと家族The Family』、吉田恵輔監督『空白』が公開を控えている。

坂本 和隆(Netflixコンテンツ・アクイジション部門ディレクター)

東京生まれ。2015年Netflix入社。同社東京オフィスを拠点に、日本発の実写作品におけるクリエイティブを統括。Netflixオリジナルシリーズ『火花』『深夜食堂』『僕だけがいない街』『宇宙を駆けるよだか』『全裸監督』『Followers』などの実写作品を担当した他、アニメシリーズ『Devilman Crybaby』『B:The Beginning』『リラックマとカオルさん』『アグレッシブ烈子』など幅広いコンテンツを仕掛ける。バラエティ豊かなオリジナル作品の製作及び調達に貢献し、担当したオリジナル作品は190か国に配信中。現職に就く以前は、映画やドラマにおける国際共同製作の現場責任者を歴任。

松岡 宏泰(東宝株式会社常務取締役)

1966年生まれ。慶應義塾大学法学部卒業。オルブライト大学経営学部卒業。ピッツバーグ大学経営大学院修了。1994年、東宝東和株式会社入社。2008年、同社代表取締役社長に就任。東宝株式会社取締役を経て、現在、同社常務取締役(映像本部映画調整担当 兼 同映画企画担当 兼 同国際担当)ならびに東宝東和株式会社取締役会長。一般社団法人映画産業団体連合会理事、公益財団法人川喜多記念映画文化財団評議員、日本アカデミー賞協会運営委員会委員、映画芸術科学アカデミー(Academy of Motion Picture Arts and Sciences)会員。

行定 勲(映画監督)

1968年熊本県生まれ。『ひまわり』(00)で釜山国際映画祭国際批評家連盟賞、『GO』(01)で日本アカデミー賞最優秀監督賞を受賞。『世界の中心で、愛をさけぶ』(04)がメガヒットを記録。以降、『北の零年』(05)、『春の雪』(05)、『クローズド・ノート』(07)、『今度は愛妻家』(10)、『ピンクとグレー』(16)、『ナラタージュ』(17)、『リバーズ・エッジ』(18)、『劇場』(20)、『窮鼠はチーズの夢を見る』(20)など話題作を作り続ける。国際交流基金アジアセンター・東京国際映画祭共同製作『アジア三面鏡2016:リフレクションズ』(16)など国際プロジェクトにも参加。

リム・カーワイ(映画監督)

1973年クアラルンプール生まれ。大阪大学基礎工学部卒業。北京電影学院卒業。北京で『アフター・オール・ディーズ・イヤーズ』(10)を自主制作し、長編デビュー。香港で『マジック&ロス』(10)、大阪で『新世界の夜明け』(11)、『恋するミナミ』(13)を監督。中国全土で公開された商業映画『愛在深秋』(16)を監督する。『どこでもない、ここしかない』(18)と『いつか、どこかで』(19)はバルカン半島で撮影を敢行した。国籍や国境にとらわれない作品制作を続ける。大阪3部作の3作目『Come and Go』(20)は第33回東京国際映画祭で世界初上映。

モデレーター:恩田泰子(読売新聞東京本社 編集局文化部次長)

※是枝裕和氏のプロフィールは11月2日(月曜日)開催のイベント詳細をご覧ください。

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モーリー・スリヤ(映画監督)

モーリー・スリヤさんのプロフィール写真
Photo courtesy of Five Flavours Film Festival

1980年ジャカルタ生まれ。長編デビュー作『フィクション。』(08)はインドネシア映画祭で最優秀作品賞を含む4つの賞に輝くなど、国内外で高い評価を得た。最新作『マルリナの明日』(17)はカンヌ映画祭監督週間を皮切りに米国、カナダ、日本を含む14か国で劇場公開された。同作品は第18回東京フィルメックス最優秀賞を受賞したほか、第91回アカデミー賞外国語映画賞にインドネシアを代表して出品された。

ヤン ヨンヒ(映画監督)

ヤン ヨンヒさんのプロフィール写真
©Emi Naito

1964年大阪生まれ。在日コリアン2世。朝鮮大学校卒業、米国NYニュースクール大学大学院メディア・スタディーズ修士号取得。1995年よりアジア各国を取材し報道番組やTVドキュメンタリーを制作。父親を主人公に自身の家族を描いたドキュメンタリー映画『ディア・ピョンヤン』(05)はベルリン国際映画祭NETPAC賞、サンダンス映画祭審査員特別賞などを受賞。ドキュメンタリー映画第2作『愛しきソナ』(09)を経て、初の劇映画『かぞくのくに』(12)を制作。ベルリン国際映画祭CICAE賞をはじめ国内外で多くの賞に輝いたほか、第85回アカデミー賞外国語映画賞に日本を代表して出品された。

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ツァイ・ミンリャン(映画監督)

ツァイ・ミンリャンさんのプロフィール写真
Photo by Claude Wang

1957年クチン(マレーシア)生まれ。1977年台湾に移住。中国文化大学卒業。『青春神話』(92)で監督デビュー。『愛情萬歳』(94)でヴェネチア国際映画祭金獅子賞、『河』(97)でベルリン国際映画祭銀熊賞を受賞。近年はアート界でも注目され、『ヴィザージュ』(09)はルーブル美術館に収蔵された。2012年、「行者」シリーズを開始し、現在まで短編8本を制作。10作目の長編『郊遊<ピクニック>』(13)でヴェネチア国際映画祭審査員大賞、11作目の長編劇映画『日子』(20)でベルリン国際映画祭テディ賞審査員特別賞を受賞。

片桐 はいり(俳優)

片桐はいりさんのプロフィール写真

1963年東京生まれ。成蹊大学在学中に「もぎり」をしながら俳優活動を開始。『コミック雑誌なんかいらない!』(86/滝田洋二郎監督)で映画デビュー。近年の主な作品に『かもめ食堂』(06/荻上直子監督)『小野寺の弟・小野寺の姉』(14/西田征史監督)『沈黙-サイレンス-』 (16/マーティン・スコセッシ監督)『蜜蜂と遠雷』(19/石川慶監督)『私をくいとめて』(20/大九明子監督)など。映画と映画館への愛情に満ち溢れたエッセイ『もぎりよ今夜も有難う』(10)なども上梓。映画のみならず、舞台やテレビなど幅広く活躍中。

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ジャ・ジャンクー(映画監督/プロデューサー/脚本家)

ジャ・ジャンクーさんのプロフィール写真
Photo courtesy of Xstream Pictures

1970年山西省汾陽生まれ。北京電影学院卒業。卒業制作の『一瞬の夢』(98)はベルリン国際映画祭で新人監督賞・NETPAC賞を受賞、釜山国際映画祭ニューカレンツ賞、ナント三大陸映画祭ではグランプリを獲得。2006年、三峡ダムに水没する古都・奉節を舞台に『長江哀歌』を製作。第63回ヴェネチア国際映画祭で金獅子賞受賞。その他、主な作品に『プラットホーム』(00)『青の稲妻』(02)『世界』(04)『四川のうた』(08)『山河ノスタルジア』(15)『帰れない二人』(18)『海が青くなるまで泳ぐ』(20)など。

黒沢 清(映画監督)

黒沢清さんのプロフィール写真

1955年神戸市生まれ。立教大学在学中より8ミリ映画を撮り始め、1983年商業映画デビュー。『CURE』(97)で世界的に注目される。『回路』(01)はカンヌ国際映画祭で国際批評家連盟賞を受賞、『アカルイミライ』(02)は同映画祭コンペティション部門に出品された。その後も『トウキョウソナタ』(08)で同映画祭「ある視点」部門審査員賞、『岸辺の旅』(14)では監督賞を受賞。初のフランス映画『ダゲレオタイプの女』(16)などがある。最新作は第77回ヴェネチア国際映画祭で銀獅子賞を受賞した『スパイの妻』(20)。

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リティ・パン(映画監督/作家/プロデューサー)

リティ・パンさんのプロフィール写真
DR Bophana Center

1964年プノンペン生まれ。高等映画学院(パリ)卒業。『S21:クメール・ルージュの虐殺者たち』(03)をはじめ、クメール・ルージュによる大量虐殺に焦点を当てた作品を中心に、数々のドキュメンタリーおよび劇映画を製作、国際的に高い評価を得ている。『消えた画 クメール・ルージュの真実』(13)はカンヌ国際映画祭「ある視点」部門でグランプリ受賞。最新作『照射されたものたち』(20)はベルリン国際映画祭ドキュメンタリー賞を受賞。ボパナ視聴覚リソースセンターおよびカンボジア・フィルム・コミッションを設立、カンボジアの映像分野の牽引役として精力的に活動している。

吉田 喜重(映画監督)

吉田喜重さんのプロフィール写真

1933年福井市生まれ。1955年、東京大学文学部仏文学科卒業後、松竹に入社。木下惠介などの助監督を経て、『ろくでなし』(60)で監督デビューを果たす。後に妻となる岡田茉莉子主演『秋津温泉』(62)をはじめ、松竹ヌーベルバーグの旗手として活躍。1966年、現代映画社を設立。『エロス+虐殺』(69)『戒厳令』(73)など、現在に至るまで数多くの映画作品およびドキュメンタリーを製作。『鏡の女たち』(02)はカンヌ国際映画祭の公式招待作品として上映された。2008年、ポンピドゥー・センター(パリ)で大規模回顧上映が行われた。2020年、歴史長編小説『贖罪 ナチス副総統ルドルフ・ヘスの戦争』を上梓。

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