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小さな折り紙教室

2月は、学校の授業がない日曜日を使って、地域の人を対象に折り紙教室をしました。
この日は、現地語の学習でお世話になっているS先生の協力をいただき、幼稚園や小学校の先生たちが10人参加されました。S先生には通訳をお願いし、また同じ地域に派遣されているNP (日本語パートナーズ)2人も参加しました。 

事前に、(1)子どもたちが喜ぶもの (2)子どもたちが作れるもの (3)エコに取り組んでいるので、古新聞紙でできるものを、という要望がありました。時間は1時間半の予定です。
子どもたちの年齢や遊びなどを想像してあれこれ考え、当日はその中から新聞紙で作る「かぶと」、ご褒美や誕生日プレゼントに使える「メダル」、順に折ると中央に貼ってある顔が上下反対になる「しかけ折り紙」、幼い子でも回せる「コマ」を選びました。

初めに完成品とその使い方(遊び方)を見せると、その度におおーっと拍手と歓声が上がりました(先生たちの明るい雰囲気に、初対面の緊張感はすっと消え去りました)。 

日本語パートナーズ、インドネシア 西ジャワ州、折り紙教室
日本語パートナーズ、インドネシア 西ジャワ州、折り紙教室

折り方の実演はもちろんしますが、それを見てまねて作るやり方だけでなく、先生が子どもたちに教えやすいように、折る工程を複数に分け、順番を示す数字を貼ったものを提示しながら行いました。

皆さん、どの折り紙もぐいぐい乗ってきました。

日本語パートナーズ、インドネシア 西ジャワ州、折り紙教室

だんだん難しくなってくると、組み立てられた見本を元の形に解いて手順を確認してみたり、お互いに教えあいっこしながら作り上げました。

日本語パートナーズ、インドネシア 西ジャワ州、折り紙教室

最後は全員「できたー!」と、とても喜んでくれました。

日本語パートナーズ、インドネシア 西ジャワ州、折り紙教室

「このような機会を得られてよかった。日本人から直接教えてもらえてよかった。かぶとは幼児でも作れる、メダルは幼稚園の年長さんから、コマは低学年くらいから自分で作れると思う。早速、自分のクラスの生徒たちに教えたい!」などなど、感想をいただきました。

日本語パートナーズ、インドネシア 西ジャワ州、折り紙教室

派遣先の学校だけでなく、地域に住んでいる方たちとの交流が実現できて、とてもうれしかったです。

Writer
インドネシア 西ジャワ州 
櫻井 みどりさん

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