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意外なものが大反響

インドネシア9期の山田です。バリ州バドゥン県で活動中です。
年末に家族が来たので、ゴミ収集ルールのチラシなど文化紹介のためのものをいくつか頼みました。
今回は期末休暇明けなので、生徒たちが息抜きできるネタのつもりで日本のお金(硬貨と千円札)と新聞の折り込みチラシを紹介しました。最初にお金を配って、円は130倍するとルピアになることを説明しました。すると、このお金でどんなものが買えますか?という質問が出たので4人グループにチラシを配りました。
途端に生徒の目が輝き質問の嵐でした。CP(現地日本語教師)が私と生徒の間を丁寧にフォローしてくれました。

折り込みチラシを見る生徒の写真1
折り込みチラシを見る生徒の写真2

以下、感想や複数のクラスで出た質問の一部を紹介します。
・マハール!(高い!)(特に食料品、女子生徒は値段に敏感)
・こんなの(ダウンジャケット)売ってない(日本は冬)
・お弁当やお寿司がきれい
・果物や野菜がきれい(インドネシアでは不揃いのまま売ります)
・商品を指さし、例えばこれ(レンコン)何? などなど
・お札の人(野口英世)は誰?
・日本人の給料はいくらぐらい?(インドネシアより高いけど、見たとおり物の値段も高い。季節ごとの衣料品、冷暖房費用もかかる)
・高校生の小遣いはいくら?
・カンティン(学食)ではいくらで食べられますか?
・おつりが飴ちゃんやエビ煎餅で出ることがありますか?(インドネシアでは時々あります)

今まで、マイストーリー、日本の四季の紹介と、多少は努力したつもりだったがここまでの反応はありませんでした。
桜、紅葉、雪といったものはネットで自然に情報が入って来ますが、紙のチラシは日本のお店にそのままワープできる優れものの資料でした。全クラス回るころには、チラシはボロボロになってその役割を終えました。
教材?としては、生鮮食品、衣料品、家電製品、雑貨が揃っている総合スーパーのものがベストですが、各業種の量販店、旅行・カルチャー教室・求人広告なども面白いと思いました。

Writer
インドネシア バリ州
山田 俊さん

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