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キャンパスがキャンバス

南国ならではの大きな木々に囲まれ広々とした中庭と前庭。そこに散在する彫刻作品。潮州高校はちょっとした美術館のようです。中でも赴任したその日から、私を虜にした展示があります。それはメインビルの踊り場に展開されるインスタレーション。

先日、その制作現場に出くわしました。

世界地図を描いている生徒の様子の写真1
世界地図を描いている生徒の様子の写真2
世界地図を描いています

3年前に台湾の教育部(日本の文部科学省に当たる)の学校品質プロジェクトの一環で「芸術放射線」と名付けて美術の呉先生が始めた活動です。1年目の活動の評判が良かったので、その後も継続しているそうです。

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1年目の作品「イラストレーション:ファンタジー」
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1年目の作品「ポップアート」 左の作品は同級生の顔を題材にアメリカの芸術家ウォーホルっぽく仕上げています
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1年目の作品「ゴッホが潮州高校に居間を構えた」この作品あたりから壁一面がキャンバスに
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1年目の作品「潮州高校カフェ:ブループリント」

1年目は美術の選択科目の生徒と一緒に制作したらしいですが、2年目からは選択科目の生徒のほか、制作ボランティアを募り制作しています。

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2年目の作品 「キラキラの雨の日」鬱陶しい雨の日も明るい気持ちになります
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2年目の作品 「キラキラの晴れの日」1年中春の小さな命の声が聞こえてくる楽しい空間
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2年目の作品 「潮州高校カフェ」ここでコーヒーを飲んでくつろぎたい!

この活動には「生徒たちに様々な創作方法を知ってもらいたい。マルチメディアを使った作品に触れることでアートを身近に感じてもらいたい。そして、絵画だけに留まらず、そこから多くの創造の可能性を引き出すことができるようになってもらいたい」という呉先生の願いが込められています。

先生の目的はもう一つあります。それは校内美化と景観。

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今年の作品 「日常の芸術空間」カフェの反対側にできました。
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今年の作品 「日常・撮影」 3年生が日常の一瞬を捉えた作品たち

確かにこんなに素敵なインスタレーションの前には誰もゴミを置いたりできませんね。

さて、先日の作品は今、こんな感じです。

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まだまだ制作途中とのこと、完成が楽しみです。

Writer
台湾 屏東
立元 英子さん

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