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わがまち バリア

今日は私が派遣されているバリア市を紹介します。
バリア市はホーチミン市から南東へバスで2時間の所にあります。皆さんがテレビやガイドブックで目にする熱気あふれるベトナムとは少し違います。ここには自動販売機もコンビニもバイクや車の渋滞もありません。映画館とスーパーが各1軒、市場が2つあります。夜になると、信号は黄色の点滅に変わります。
露店のカフェはとても早く、朝4時、5時ごろから歩道にテーブルやいすを並べ始めます。まだ暗いので、テーブルは街灯の明かりの下です。すると、そこへ常連のお客さんがやってきてコーヒーを飲みながらおしゃべりに花が咲きます。そして、6時過ぎにはそれぞれ行き先ヘと去って行きます。その隣では大きな木の下で朝ご飯を食べる親子連れやバイクを止めてお弁当を買う姿が見られます。日本にもオープンカフェはありますが、こんな大きな木の下に座るということはないでしょう。とても気持ちがいいです。そして、昼前にここの店は終了です。また、通勤途中の歩道にもテーブルを出して朝食や昼食をとっている家族をよく見ます。日中も中心を少し外れると、道路は広々としています。

ベトナム バリア市の様子の写真1
日中の広々とした道路
ベトナム バリア市の様子の写真2
木の下でお昼ごはんを食べる人
バリア市の門の写真
バリアアーチ
塔のような建造物の写真
ニャーチョン(何なのか不明)

特にこれといって有名な観光地があるわけではありませんが、生徒たちが町を紹介したときは、バリアアーチとニャーチョン(丸い家)の絵を描いていました。塔が二つある教会もステキです。小さな町で、日本人は日本語パーナーズの4人とあと2~3名がいるだけです。時々日本から出張で来られた方にお会いすることはあります。日本人は珍しいので、町を歩くと顔見知りの人は手を挙げたり、会釈で挨拶をしてくださいます。スーパーの駐輪場の係員は歩いて行くと、ジェスチャーで「今日は自転車は?」と聞いてくれます。有名なものは特にないけれど、温かい人々がいます。大きな町から帰って来てアーチを見るとホッとしている私です。

大聖堂の外観の写真
ニャーチョーチャイントア(大聖堂)
早朝の市場の写真
朝まだ暗い市場(後ろに灯り)
長い殻をもったカタツムリの写真
黄色い模様の丸いカエルの写真
大きなヤモリの写真

カタツムリは長い。ヤモリはホーチミンでも見ましたが、カラフルなカエルや大きなトカゲ(頭が幼児の握り拳大)はバリアならではです。

Writer
ベトナム バリアブンタウ
倉本 節子さん

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