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いつでもどこでも日本語を楽しんで「エリンと挑戦!にほんごテスト」

インドネシア10期の徳永由佳です。ジャワ島のまん中あたりにあるスコハルジョという町に来ています。赴任校はスコハルジョ国立第1高校(SMAN1Sukoharjo)です。

担当しているのは、各学年にそれぞれ1クラスずつある言語系クラスの日本語の授業、それから、10年生(高校1年生)理科系クラスの選択授業としての日本語の授業です。理科系クラスは11年生(高校2年生)になると、もう日本語の授業はありません。1年限りの授業なのです。

生徒たちとの集合写真
いつも元気で明るい10年生。1クラス35人前後です

3月に入って12年生(高校3年生)の試験が始まると、10年生、11年生の授業がなくなります。ひとりで日本語を自習するのは、なかなか難しいですね。そこで、いつでもどこでも日本語に親しんでもらえるように、国際交流基金が制作したスマホ・アプリ「エリンと挑戦!にほんごテスト」(無料)を紹介しました。日本語の勉強をはじめたばかりから初級前半くらいの人向けで、ひらがなを十分に覚えていなくても楽しめます。インドネシア語版もあるので、彼らにぴったりだと思いました。

アプリ画面の画像1
アプリ画面の画像2

スマホ・アプリ「エリンと挑戦!にほんごテスト」では、カードゲームやマンガ、クイズを通して、初級の言葉や表現を楽しく学ぶことができます。どのくらい覚えたか確認できるテストもあります

さらに、カウンターパートの先生と相談して、「季節をひとつクリアしたら、その証拠になる画面をスクリーンショットに撮って、私のメールアドレスに送ってもらう。成功した生徒には、私から小さなプレゼントを贈る」というお楽しみを企画しました。

自撮り写真を組み合わせたアルバムの写真
企画のお知らせを作ってカウンターパートの先生に送り、それを生徒たち宛てに転送してもらいました。自撮り写真を組み合わせたアルバムが、ゲームとテストをクリアした証拠です
生徒の自撮り写真写真
最初に「春」をクリアした生徒から
生徒の自撮り写真
すぐに「夏」に進んだ生徒から
あっという間に「春」「夏」「秋」「冬」をクリアする生徒の写真
あっという間に「春」「夏」「秋」「冬」をクリアする生徒もいます
徳永さんが準備したプレゼント・セットの写真
私からの小さなプレゼント・セット。お弁当トランプ、救急ばんそうこう、先着9名に金平糖
メッセージ画面の写真
生徒は写真にたくさんのメッセージを添えて送ってくれました。私も返事をたくさん書きました

この企画では、私のほうが思いがけないプレゼントをもらいました。生徒たちは、スクリーンショットを送ってくるときに、たくさんの言葉を添えてくれるのです。おかげでインドネシア語のメールのやり取りがたくさんできました。ありがとう、みんな!

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