最新情報はこちら

日本攻略新聞

私のいる台東女子高校で日本語の授業は2クラス各2時間しかありません。その代わり毎日お昼休みの12:30~13:15(火曜日のみ12:00~13:15)、午間座談という場を設けて日本語で生徒と交流をしています。自由参加ですが顔なじみの生徒は10人程度で、そのうちの3,4人が日々参加してくれます。生徒の日本語レベルは初・中級。ひらがな、カタカナが読め、アニメやドラマの影響からヒアリング能力が高い生徒が多いです。活動内容は教材を見て日本語の勉強をしたり、文化紹介をしたり、ゲームをしたりしますが、3月から日本をテーマにした「日本攻略新聞」という壁新聞を始めました。壁新聞を始めた理由は2つ。

1つ目は私と接点のない生徒にも日本の情報を届けるため。2つ目は午間座談に参加している生徒と一緒になって1つのものを作ることで一体感を高めるため。

日本攻略新聞第1号の写真
記念すべき第1号
ピンク色の日本攻略新聞第2号の写真
桜をテーマにした第2号は紙もピンクに。

「壁新聞を書かない?」と生徒に提案したときは、現代っ子にしたらアナログすぎていやだというかなと思っていました。実際にはすぐ話に乗ってくれ、2週間に1回のペースで書くことになりました。毎回テーマと主担当の生徒を決めて、日本語と中国語で書いています。1回目は「新幹線」をテーマに乗り方や注意点を書きました。2回目は「桜」をテーマに花見の由来、日本の花見スポットや場所取りについて書きました。生徒たちは最初は手間取る様子もありましたが、2回目からはうまく作業分担してさくさく作成していったので思わず感心してしまいました。

日本攻略新聞を作る生徒の写真 1
日本攻略新聞を作る生徒の写真 2
日本攻略新聞を作る生徒の写真 3
みんな真剣に作成中。左上の男子生徒は美術クラス。表題のデザインに一役を買ってくれています。

日本語の最終確認は私がしますが、あとは生徒たちがパーっと中国語に翻訳し挿絵なども描いてくれるので、私は彼女たちを見守るだけです。ただ壁新聞を作成中の生徒の真剣なまなざしや、作り終えた生徒が「(壁新聞を作るのは)楽しいです!」と言いながら見せてくれる笑顔は見ていてうれしくなります。帰国の日も少しずつ近づいて来ていますが、最後まで日々できることをしていきたいです。

完成した壁新聞と生徒の記念写真
完成した壁新聞と生徒で記念の一枚。計6名の生徒で作成しました。
Writer
台湾 台東
今村 有里さん

この人の書いた他の記事

台湾の記事

よく読まれている記事

PAGE TOP