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「たくさんの笑顔に支えられて」

 

「みなさ~ん、おはようございま~す!」。私の1日は朝礼で始まります。というのも、派遣校の校長先生が、朝礼で日本語を紹介する「One Day One Word」のコーナーを設けてくれたからです。英文で紹介文を考え、模造紙に単語やイラスト、図などを描き、それを見せながら、Q&Aをしたり、単語にまつわる日本の文化や習慣なども紹介しています。

現地で活躍する日本語パートナーズの写真
生徒たちは声を出すのが大好き。「Let's practice!」と声をかけると、みんな大きな声でリピートしてくれます。

このコーナーのおかげで、すれ違う生徒が「おはようございます」「こんにちは」と声をかけてくれます。中には慌てて腕時計で時間を確認する生徒や、教室の中から声をかけてくれる生徒もいて、本当にかわいいなぁと思ってしまします。

現地で活躍する日本語パートナーズの写真2
日本語の生徒に声をかけたら、他のクラスの生徒もものすごい勢いで駆け寄ってくれました。びっくり!そして嬉しかった。

もう1つ、私の中で大きかった活動は「原爆展」を開催したことです。広島平和記念資料館から展示物の寄贈を受け、図書館の先生方の協力を得て開催できました。私は、「多民族国家であるマレーシアに平和のヒントを見出したい」というメッセージを生徒たちに送り、生徒たちは、「悲しいことだ」「絶対に起こって欲しくない」などの感想を語ってくれました。歴史の先生や化学の先生が「資料を授業で活用したい」と言ってくれたのも収穫でした。

派遣先での生徒の写真
日本の被害を訴えるのではなく、人類の未来を考えるきっかけになればと思って開催した原爆展。

派遣期間中、たくさんの出会いがありました。貧しい国の人々に食糧を配るためにGrab(現地のタクシーシステムの1つ)のパートタイムで稼いでいる運転手、障害を持った子どもや複雑な事情の子どものための学校をつくり、何人もの子どもを立派に育てあげている夫婦などなど。マレーシアの人々が普通に寄附や奉仕をする、あるいは、自分という枠を超えて生きる姿に我が身を振り返る思いでした。

現地で活躍する日本語パートナーズの写真3
語学研修先の校長MelodyさんやMelodyさんの学校の子どもたちとペナンの海岸へ。

今後、私が何をしていくのかわかりませんが、たくさんの笑顔に出会い、いろいろな価値観を知ることができました。今回の派遣に参加できたことに感謝しています。

現地で活躍する日本語パートナーズの写真4
生徒たちの笑顔に支えられました。ありがとう!!
Writer
マレーシア ペナン州
梅津 明子さん

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