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インドネシアと日本のお互いの関心の違い

インドネシアへ来て感じたことは、現地の人が想像以上に日本のことをよく知っていることでした。特に職場の先生と話題に出るのが、日本で広島へ原爆が落とされた話です。もう74年も前の悲惨な体験を私以上に正確に知っていて、原爆が世界で初めて日本に落とされたことへの衝撃と悲しみに共感しています。また今年の新天皇即位のニュースを見て、「新しい天皇になられるのは徳仁殿下ですね。インドネシアには残念ながら大統領しかいないが天皇がいる日本は素晴らしい国だ」と言われました。日本のアニメや折り紙の鶴の折り方も知っています。ところが私たち日本人は、インドネシア人が日本のことを知っているように、インドネシアのことを知っているでしょうか。私は、現地に来て初めてインドネシアのことが分かりました。そこにインドネシア人と日本人とのお互いの関心に大きなギャップを感じました。

先生がたとの写真
教員同士の連帯感
生徒たちが真剣に試験を受けている様子の写真
中間考査試験風景
先生との記念写真
職員室での隣の席のアラビア語と宗教学の先生
先生がたとの楽しそうな写真
和気藹々とした職員室の雰囲気

私が想像していたインドネシアは、発展途上国で、まだまだ未開なイメージを持っていましたが、オンラインタクシーや配達など凄い発展を遂げていて、高層ビル、高速道路などのインフラも都心部では充実しています。

高層ビルが建つ通りの写真
首都ジャカルタ大都市のインフラ状況

また多くの子供が、小・中学校は県の管轄、高等学校は国の行政の管轄で義務教育を受けています。これほど教育システムも確立しているとは思いませんでした。日本の教育制度に良く似ている点もあります。私は教務や生徒指導、シラバス、カリキュラム作りなど、職員会議や研修で現地のインドネシア教職員に混じって打ち合わせをしています。私の赴任しているタンゲラン県第6国立高校はとくにワークショップや会議が多い高校です。

授業は1日45分の10コマの時間割で、イスラム教の礼拝が時間割の中にも入ります。

インドネシアでの生活に当初は戸惑いましたが、インドネシアの人は謙虚で、控えめな人が多く、このためカウンターパートの先生や職場の先生ととても打ち解けることができました。私は、職場で野津という名前を呼ばれない日がないほど親切にされ、毎日感謝でいっぱいです。

職員会議の様子の写真
タンゲラン県第国立6高等学校 職員会議 
研修の様子の写真
ワークショップと研修風景
Writer
インドネシア バンテン州
野津 義隆さん

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