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経験者に聞く

“日本語パートナーズ”経験者の声 引き継がれる “日本語パートナーズ”のバトン

タイ
岩藤 かおりさん

タイから帰国し、早くも2カ月半。濃密だったタイでの6カ月を思うと、少し寂しく感じられます。

しかし“日本語パートナーズ”の交流は帰国してからも続き、メンバー同士でタイ料理を食べに行ったり、近況を報告しあったりすると、まるで十年来の友人と会ったかのような錯覚に陥ります。 関西国際センターで「同じ釜の飯を食い」ながら、約1カ月間の研修を受け、さらに日本とは大きく異なる環境で活動を行い、半年間支えあったことで、“日本語パートナーズ”のキズナは大変強いものになりました。

そして喜ばしいことに、“日本語パートナーズ”の交流は、1期メンバーだけにとどまらず、2期との交流へと広がりつつあります。 “日本語パートナーズ”が活動する学校は、日本人が観光ではあまり行かない地域にある場合がほとんどです。派遣されることになった地域が、日本のガイドブックには載っていないことも少なくありません。そのため、渡航前に情報を集めることは困難です。学校のホームページを見ても、タイ語で記載されている場合が多く、タイ語初心者には「???」。私自身、派遣先を聞いた時には戸惑いました。 私たちが感じたこのような不安は、2期メンバーも感じているのではないか――私たちが1期として活動して得た気づきを2期メンバーに伝えることで、2期メンバーの渡航前の不安を少しでも軽くし、現地により早くなじみ、一つでも多く日本の文化や日本の魅力を伝えてきて欲しいとの思いから、タイ1期・2期の交流会を開きました。

交流場所は先日、東京・代々木公園で開かれた国内最大のタイをテーマにしたお祭り、タイフェスティバルです。1期メンバーにとっては半年間の生活を思い出す懐かしい場、2期メンバーにとっては、これから始まる、タイでの10カ月の生活が垣間見え、ドキドキする場だったのではないでしょうか。2期メンバーは、渡航2日前だったにも関わらず6人が参加してくれました。

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日本語パートナーズ”1期と2期で情報交換を行いました!

 

タイの料理、果物、音楽……タイ文化を前に話は尽きません。

2期メンバーから1期メンバーへはさまざまな質問が寄せられました。 「タイ人の先生とどのようにして関わっていきましたか?」 「職員室ってどんな雰囲気ですか?」 「生徒の好きなものは?」 「休みの日は何をしていましたか?」 「現地の病院に行きましたか?」 「最初はいくら両替しましたか?」 「1日の生活費はいくらでしたか?」 「現地で友達はできましたか?」 「お土産は何が喜ばれましたか?」 「活動に必要な材料はどのように調達しましたか?」 渡航を目前に控えているからこそ、現地の生活を意識した具体的な質問も多くありました。

これから始まるタイ生活に対する不安と意気込み、その両方が入り交じった2期メンバーの顔を見ていると、渡航前の自分を思い出すと同時に、なんだかうらやましくなってしまいました。 私自身の経験を思い返すと、“日本語パートナーズ”の活動は楽しいことばかりではありません。日本人の代表というプレッシャー、伝えたいことをなかなか伝えられないもどかしさ、日本とは全く違うルールへの戸惑い、さまざまな葛藤がありました。しかし、“日本語パートナーズ”として活動した6カ月間は、間違いなく私の人生の宝物です。

2期メンバーがタイに渡って、そろそろ各自の学校で授業が始まった頃でしょう。もしかすると、私たち1期メンバーが感じた不安や葛藤を、2期メンバーも感じるかもしれません。そんな時、彼らを温かく見守り、支える「パートナー」になっていけたらと思っています。

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