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カウンターパートと過ごす日々の中で見えてきたこと

私が派遣されているカラワンは、ジャカルタから60kmほどのところにある工業都市です。
高速道路沿いには日系企業の工場が立ち並び、私はあまり会うことはないのですが、日本人が多く住んでいるエリアです。

田園風景の写真
米の産地としても有名なカラワン。アパート周辺には田んぼが広がる

派遣校であるSMKN1 Karawang(カラワン第一国立専門高校)は、機械や電気、コンピューター、建築系の11の専攻科をもつ工業高校で、約2500人の生徒が学んでいます。企業研修で日系企業に行く生徒もおり、卒業後は「日系企業に就職したい」「日本で働きたい」という生徒が多い学校です。

サッカーゴールのある校庭の様子の写真
校庭からはいつも賑やかな声が聞こえてくる

私は日本語パートナーズ(NP)としてインドネシアに来る前、日本の教育機関で約15年働いていました。これまでとは違う世界に飛び込むことに随分悩みましたが、「日本以外の教育現場も見てみたい」「外国人と協働する経験をしてみたい」という思いが募り、ここにやって来ました。

派遣校での活動も早5か月。海外で働くことにずっと憧れていた私ですが、実際に経験してみると、良い意味で「日本で働くこととそんなに変わらないなぁ」と感じています。

自分主体の留学や旅行とは違う、NPの活動。派遣校の日本語教師のパートナーとして、先生の希望や要望を汲み取って「こんなことしてみませんか?」「それだったらこんなやり方もありますが……」と提案したり、私が疑問に感じたことを理解してもらえるように伝えるタイミングや言い方を工夫したり。

授業でふたり組になっている生徒の写真
日系企業への就職希望者が多いクラスで名刺交換の練習
福笑いで盛り上がる生徒たちの写真
「福笑いをしたい」という先生の希望を受けて

そしてどんな時も、言葉や習慣の違いを飛び越えた「お互いの信頼関係」「相手への思いやり」「生徒にとって良いことは何かという視点」が前提であり、それは日本での社会人生活でも大切にしていたことでした。どこの国でも誰と一緒に働くとしても、 “人と協働する上で大切なことは同じではないか”と今は思っています。

民族衣装を着た中尾さんと先生がたの写真
カウンターパート(CP)のアティカ先生・アデリア先生。お揃いで着たカラワンバティックのモチーフは「稲」

活動期間は残りわずかとなりましたが、今の私にできること、今しかできないことに、最後まで精一杯取り組みたいと思います。

教室で撮影した集合写真
素直で明るい生徒たち
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